吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

06/16(日)●「鯉とエラーと観覧車」(カープ2024&球場観戦記)

東北楽天ゴールデンイーグルス5-3広島東洋カープ

3回戦(カープ2勝1敗)

楽天生命パーク宮城

 

勝利投手 弓削1勝

敗戦投手 アドゥワ5勝2敗

 

本塁打

(C)-

(E)鈴木大1号②

 

打点

(C)末包①大盛①宇草①

(E)太田①鈴木大②

 

投手

※数字は自責点

(C)アドゥワ③-遠藤

(E)松井友-弓削-津留崎-鈴木翔-宋家豪-酒居①-則本②

 

先発アドゥワは2回表に味方失策で先制を許すと以降も失点を重ねて6回5失点。

打線は序盤の好機を活かせない拙攻で終盤の追い上げも及ばず。

守備の乱れから試合を壊して連勝が3で止まり交流戦を終える。

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昼は7年ぶりの交流戦勝ち越しを決めた瞬間に立ち会い夜は久しぶりの仙台の夜を牛タンや地酒でおおいに楽しんだ昨日を経て、朝から仙台城址の伊達政宗像辺りを散策しているとカープのグッズを身に着けた団体がちらほら。

昨日は、多くのカープファンが球場に駆け付けていましたが、こういう光景が試合前に見られるのも交流戦ならではでしょう。

コロナ禍がひとまず収まって2年ほどですが、つくづくこうやって気軽に遠出が出来るというのは嬉しいものです。

その後、仙台城址からとって返して再び楽天生命パークに向かうと交流戦の最終戦

昨日以上の好天に恵まれて早速購入したクラフトビール飲み比べセットの効果もあって試合前から良い気分です。

試合前の打撃練習では佐藤啓介がこのチームの選手では珍しくスタンドインを連発したり、外野で球拾いをしていた赤松真人コーチが背面キャッチを見せるなどおおいにファンを盛り上げてくれましたが…その盛り上がりも試合の序盤で雲散霧消しました。

相手先発である松井友飛は初回から制球に苦しむ場面が見られて初回と2回で3つの四球で好機を与えてくれましたが、それに対してカープ打線は2つの併殺打を献上するという酷さ。

加えて2回裏には菊池涼介堂林翔太の考えられないエラーで3失点を喫するという展開。

先発のアドゥワ誠が直後に鈴木大地から2ランを浴びたとはいえ最終的に6回を自責点3でまとめた訳ですから、明らかに今日の敗因は打てず守れずの野手陣のせいです。

これだけ打てないチームが序盤に5失点となるともはや試合どころではありません。

そこで試合で大差がついた時に考えていた事を実行する事としました。

ご存じの通りのこの楽天生命パークは我が国の野球場で唯一敷地内に観覧車が設置してある球場ですが…せっかくだからそれに乗ってみる事にしました。

20分ほど並んで乗ってみるとこれがなかなかの高さで、長い事プロ野球を見ていますが試合中の球場でこういう風景を楽しめると言うのはなかなか無い体験です。

まあ、高すぎて逆に選手が全く見えない気もするのですが…夜だと仙台市街地の夜景も楽しめてさぞ面白い事かと思います。

ちなみに私が乗ったゴンドラは田中将大バージョンでしたので割と当たりを引いてしまったかもしれません。

尚、試合そっちのけで私がこの観覧車に並んで降りるまでの間に両チームが放った安打は秋山翔吾による内野安打だけでした。

座席に戻ると試合は終盤に入りかけていた状況ですが、その後8回9回に打線が追いつかない程度の無意味極まりない攻撃を見せて試合は終了。

これでイーグルスは球団史上初の交流戦優勝を飾る事となり、カープは見事にその引き立て役となりました。

もっとも、上記の通り既に交流戦とこのカードでの勝ち越しは決めていましたから、チーム力を考えるとまあ、これ以上を望むのは無理という事かもしれません。

個人的には久しぶりの仙台と宮城球場を満喫できたのでこれはこれで満足でしたし…。

2010年に初めてこの球場に来た時はまだまだ昭和の宮城球場時代の遺構がそこそこ残っていたように覚えていますが、増築改築を重ねてすっかりボールパークとしての姿が定着したように思えます。

仙台駅や帰りの新幹線でもカープのユニフォーム姿を見かけました。

彼らも試合の結果はともかくとして2年1度の仙台でのカープの観戦を楽しめたのではないでしょうか。

次はいつになるか分かりませんが、私は再びこの地を訪れたいものです。