回戦(勝敗分)
勝利投手 大瀬良1勝1敗
敗戦投手 石川1勝1敗
(C)-
(S)-
打点
(C)末包①ファビアン③堂林①小園②
(S)西川①
投手
※数字は自責点
(C)大瀬良①-森浦-岡本
(S)石川⑥-矢崎-高梨-山本-バウマン-阪口①
先発大瀬良は6安打を浴びながら7回を1失点で抑える好投。
打線は初回に末包の適時打で先制するとファビアンの3打点などで7得点。
序盤での大量リードで逃げ切り今季スワローズ戦初勝利。
------------------------------------------------
2連戦であるにも関わらず昨日の初戦が雨天中止となった今日の試合は、相手チームが石川雅規をそのままスライドさせた一方でカープは予定通りに大瀬良大地を投入。
打線は初回から4本の長短打を集めて4得点を得て、前回登板でプロ野球記録を更新する入団1年目から24年連続勝利を達成した球史に残る左腕の攻略に成功しました。
2回も同じく4安打を集めて石川をノックアウトし、期せずして古巣凱旋となった2番手の矢崎拓也も攻略。
今季、自身が投げている間の援護点が3試合でたった2得点だった大瀬良に大量援護をもたらす事になりました。
大瀬良にとってはこれが今季初となる大量援護のみならず初回から4得点以上の援護を受けるのは3年ぶりで、そもそも4得点以上の援護点自体が昨シーズンでも極めて稀です。
もっとも、序盤から大量援護を受けながら大瀬良の投球はさほど安定したものではありませんでした。
3回以降は得点圏に走者を背負う場面が目立ち5回に至ってはあわや失点という打球を矢野雅哉の好守で凌いだほど。
とはいえ、7回1失点とイニングを消化している当たりはさすがの実力者ぶり。
複数シーズンに渡って孤独な投球が続くこの右腕。
ようやく手に入れたこの1勝目をきっかけに何とか4年ぶりの二桁勝利に近づいて欲しいものです。
一方で、ここ最近は序盤でまとまった得点を得る一方で中盤以降は沈黙する試合が多くなっていた打線は上記の通り最初の2イニングで一挙に6得点。
得点圏で小園海斗、末包昇大、サンドロ・ファビアンが揃い踏みした事が効いたようですが…一方でやはり中盤以降は打線が繋がらず。
さほど長打が出るチームでないだけに6得点も入った時点で多くを望み過ぎなのは分かりますが、以降も投手陣が最少失点で抑えている中で入った得点が終盤の1得点はやはり寂しい気もします。
今季初戦で大逆転負けを喫するなど2試合で圧倒されていたスワローズ相手に苦手意識を植え込まれる前に快勝できたのは何よりですが、週末からGWにかけて関東でのビジター戦が集中する連戦を何とか乗り切れるか…。
大変不安です。