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カープと趣味の日記

5/23 ◯「ベテランの力を活かせるか?」(カープ2018)

読売ジャイアンツ3-9広島東洋カープ

7回戦(カープ5勝2敗)

ひたちなか市民球場

 

勝利投手 岡田 5勝1敗

敗戦投手 吉川 3勝3敗

 

本塁打

(C)田中2号①3号②新井1号③

(G)長野3号①

 

打線は初回に田中と新井の本塁打で先制すると中盤にも集中打で9得点。

先発、岡田は大量援護に支えられて7回3失点でまとめる。

球団史上最年長弾含む新井の5打点の活躍が効いて勝利。

美間がプロ入り初打点を記録。

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ここ最近の試合では打線の停滞が顕著になってきていたカープですが、今日はスタメン起用の新井貴浩が田中広輔共々、打線を上手く乗せてくれた形になりました。

新井は初回に先制弾の田中に続いての3ランはここ最近は決定的な得点がなかなか取れないチームにあって試合の流れを一気に引き寄せる貴重な一発となりました。

聞けば、この本塁打は球団最年長本塁打だそうで…。

と言われてもいまいちピンときませんね…。

恐らく私がそう思ってしまったのは「長い球団の歴史で他に誰かいたような…」という気持ち以上に走者一掃の適時打のみならず3塁まで一気に駆け抜けた彼の若々しさからかもしれません。

停滞を無理矢理振り払うかのような、無邪気極まりないベテランの活躍は、ある程度の打線の活性化はもたらしました。

しかし、それでも最近の停滞をもたらした要因とも言えるサビエル・バティスタと、鈴木誠也の3番4番コンビは不発。

いよいよ好調の會澤翼なり野間峻祥なりを3番辺りに置かざるを得ない状況が現出しそうな予感です。

また、ここまで1軍のレベルについていけてない印象しかなかった美間優槻のプロ入り初打点こそありましたが、その後の冴えない打棒を見る限りでは「これをきっかけに」とは言えそうにありません。

というより、元来打撃が買われて1軍にいた選手としてここに来てようやくというのは何とも…。

まあ、打たないよりはよっぽどマシではあるのですけれども。

 

これほど初回から大量得点を貰って先発、岡田明丈は安心して見られた…とはさすがに言えません。

7回まで投げぬいたものの被安打7に与四球4で3失点。

9点差になった直後のピンチを見て昨年5月の「甲子園の惨劇」を思い出した方も少くなかったでしょう。

これを耐えて最終的に可もなく不可もなく投球でまとめただけでも進化と考えられるだけでも良かったと言うべきでしょうか…。

 

かくして、フル出場が難しいベテランから貰ったプレゼントをこの試合単位では好守で活かす事が出来ました。

では、これを長いスパンで活かせるかと問われればまだまだ難しい気もします。