吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

5/22 ●「改めて問われる層の薄さ」(カープ2018)

読売ジャイアンツ8-0広島東洋カープ

6回戦(カープ2勝4敗)

宇都宮清原球場

 

勝利投手 山口俊 4勝3敗

敗戦投手 中村祐 3勝2敗

 

本塁打

(G)岡本9号③

 

先発、中村裕は初回から崩れ4回4失点でノックアウト。

打線は、山口俊に完全に抑え込まれ完封を許す。

守備でも乱れて好守で圧倒された惨敗で連勝を止める。

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改めて、首位攻防戦となったこのカード。

舞台は、相手チームが凱旋将軍宜しく大の得意とする地方球場。

今日試合が開催された球場は宇都宮清原球場という名前だそうですが、読売在籍時代の清原和博がこの地で試合に出た事はないそうで…。

 

どうでもいい余談はともかく、試合はぐうの音も出ないぐらいの惨敗。

先発、中村裕太は初回の先頭打者の打球がいきなり直撃するというハプニングもあり、初回から不安定な投球で前回に続いて散々な結果。

打球直撃した影響も心配ですが、そもそも今週先週の内容を考えると次回の先発の機会があるかが疑問です。

もっとも、クリス・ジョンソンがいない状況で彼を外せるほどの投手がいるかはもっと疑問です。

中村裕太が降板した後の投手を見ても、アドゥワ誠以外はお話にならない投球。

特に防御率が登板する度に天文学的な数字になりつつある長井良太が未だに1軍にいる時点で起用できる若手が枯渇している証ですら思えます。

また、ジョンソンの離脱で1軍に上がったレオネル・カンポスにしても昨年悲惨な内容で日本を去ったライアン・ブレイシアを思い浮かべるぐらいに内容のない投球でリリーフは到底耐えられそうにありません。

まあ、これについてはさっさと見切って一昨日支配下登録したヘロニモ・フランスアに登板機会を与える決断を下しやすくなったと思えば朗報でしょうか。

 

打線は山口俊相手にこれまた良いところ一つもない散々な内容と結果。

まあ、ここまで全体的に打てないと「相手先発が良すぎた」で今日のところは済ませるしかないかもしれません。

しかし、それだけで済ませるには最近の試合で打線の繋がりのなさは不安になります。

ここまで下位打線にあって、存在感を示してくれていた會澤翼を遂に5番で起用せざる得なくなった事からも分かる通り5番以降は野間峻祥を除いてスカスカになっています。

しかも、そこでフレッシュさを求めても、投入できるのは庄司隼人や美間優槻のような到底1軍レベルとは言えない選手ばかり。

これまた、層の薄さがますます懸念点になりつつあると言えるでしょう。

非常に、不安定な土壌で首位を保っている事実を突きつけられた形。