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カープと趣味の日記

9/12 ○「九里の恩返し」(カープ2018)

広島東洋カープ7-1横浜DeNAベイスターズ

20回戦(カープ11勝8敗1分)

広島市民球場(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)

 

勝利投手 一岡4勝6敗1セーブ

敗戦投手 エスコバー2勝3敗

 

本塁打

(C)菊池13号①

(De)細川1号①桑原8号①

 

先発九里は要所を抑えて6回1失点で好投しリリーフ陣も無失点。

打線は菊池の4打点の活躍など中盤以降に繋がり7得点。

先発の頑張りを足がかりに逆転に成功し連敗を6で止める。

スワローズが引き分けた為、優勝マジックは「7」へ。

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攻守ともに奮わない試合が続いて、あれよあれよと6連敗という状況。

更に相手先発は既に新人王を確実な物にしつつある東克樹。

こういう状況で投げる先発九里亜蓮に対して大変申し訳ありませんが、5回3失点がせいぜいぐらいにしか思っていませんでしたので、6回1失点という結果は大変な驚きです。

7勝を挙げたものの、ここまで壊滅的な防御率とWHIPで打線に助けてもらってようやく先発ローテーションに永らえていただけの投手にしか見えなかった九里ですが、このチームに危難に際して漸く恩返しをしたという事でしょうか?

とにかく、状況等を加味すれば結果的には今季もっとも会心の投球だったように思えます。

 

これだけ先発が試合を作れれば、これまでフリーズ状態だった打線も漸く重い腰をあげるというものです。

ここまでシーズン通して低調であったが故、打線の力が弱まった途端にやたらとやり玉に挙げられる菊池涼介でしたが、今日は同点弾含む4安打4打点と大活躍。

こういう打者が打てると打線は活性化してきますね。

また、ゲームを左右する場面で適当極まりない打棒でファンをガッカリさせた3番から5番も、松山竜平以外は昨日とは対象的にしっかりとボールを見極めて決定的な当たりを見せてくれました。

 

これほどバランスの悪いチームが優勝マジック1桁まで辿り着けたのは打線の…それも中軸の考えられないような爆発力の賜物ですが、それはいつまでも続くわけではありません。

そういう時こそ落ち着いて試合を作れる先発や、周囲の打順の打者の活躍というもの。

そういう大切な事が勝利という形で改めて分かる事が出来たのは素晴らしい事だと思います。

 

まあ、明日の先発もたいして期待できませんが…。