6回戦(3勝3敗)
勝利投手 床田3勝
敗戦投手 祖父江2勝1敗
セーブ投手 矢崎1勝1セーブ
(C)-
(D)-
打点
(C)野間①
(D)-
投手
※数字は自責点
(C)床田-島内-矢崎
(D)福谷-藤嶋-福-祖父江①-清水
先発床田は序盤のピンチを凌ぐと以降は安定し7回無失点の好投。
打線は13安打も8回表の野間の適時打以外に得点がない拙攻。
最少リードを投手リレーで凌いで完封勝利で連敗を3で止める。
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GWでの本拠地3連戦のうち最後の2試合が雨天中止となるという異例の事態を経て広島でのG7サミット開催の影響による長期ロードに旅立ったカープ。
その初戦はかつて開場から7年間ほど準本拠地として主催試合を開催していた歴史もある岐阜県長良川球場。
カープとドラゴンズという球界屈指貧打のチーム同士ですが、ナゴヤドームよりはるかに狭いこの球場での試合で余計にその悲惨さを際立たせただけでした。
両チームの先発である床田寛樹と福谷浩司はいずれも序盤から走者を背負いながら我慢の投球…と言えば聞こえはいいですが実際のところは両チームとも好機で打者がすくみ上って得点が全く入らないという展開。
特にカープは4回までの8安打を集め投手の床田が2安打と活躍したにも関わらず無得点とはっきり言ってわざとやっていると言われても納得してしまう程の酷さで拙攻という言葉すら生ぬるく、もはや「大惨事」というべき内容と結果でした。
序盤から走者を背負うなど決して完璧な投球ではなかった床田が何とか粘った末に安定し7回まで無得点という素晴らしい投球を見せるなど投手陣がを活躍して何とか勝ちを拾う事が出来たもののあまりの打線の酷さでその頑張りすら霞んでしまうかのようです。
特に相変わらず試合と全く関係がない場面でしか打てず得点圏で職務放棄を行うライアン・マクブルームとマット・デビットソンの両助っ人には改めてうんざりです。
両者とも開幕からスタメンを務めて100打席超えてこの体たらくでははっきり言ってもはや両方をスタメンで起用する価値など皆無ですし、いつまでも待つ事など出来ません。
今日は床田降板後に最少リードという場面で安易にニック・ターリーや松本竜也を起用せずに敢えてさほど安定しているとは言い難い島内颯太郎を起用するという賭けに出て素晴らしい結果をベンチは残しました。
であるにも関わらず、翻って打線においてはいつまで全く得点を期待できない選手を起用し続けているのは合点がいきません。
少なくともデビットソンとマクブルームのいずれかはスタメンで起用するのを取りやめて坂倉将吾を内野手に復帰させるなどのドラスティックな起用を見せるべき時だと思えます。
手遅れになる前に。