吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

4/8(土)○「中盤までに決める」(カープ2023)

広島東洋カープ6-3読売ジャイアンツ

2回戦(カープ2勝)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 床田1勝

敗戦投手 グリフィン1勝1敗

セーブ投手 栗林1敗2セーブ

 

本塁打

(C)デビットソン3号①

(G)坂本1号①

 

打点

(C)デビットソン①マクブルーム①秋山②

(G)坂本①丸①

 

投手

※数字は自責点

(C) 床田③-河野-戸根-栗林

(G)グリフィン⑤-直江-代木

 

先発床田は9安打を浴びるも7回1/3を自責点3で試合を作る。

打線はデビットソンの本塁打で先制すると5回6回に打線が繋がり6得点。

終盤に追い上げを受けるも戸根と栗林が抑えて3連勝で今季初のカード勝ち越し。

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荒天での試合が続いたウィークデーとは打って変わって今日は強風に吹かれながらも晴天に恵まれての読売とのカード2戦目。

序盤から中盤にかけては床田寛樹が無失点で投球を続け6回までに6点差と有利に試合を進めましたが終盤に崩れて、最後は栗林良吏まで投入して何とか逃げ切ったという印象が残りました。

まあ、元々ブルペンに信頼できる投手が皆無なうえに7回時点では球数的にも床田は完封の可能性もあり、かえって代え時が難しかったのである程度はグダグダになるのは仕方ないかもしれません。

今日の2番手で投げて結局何も出来なかった河野圭は大変残念ですが、こういう試行錯誤をしながらパターンを模索していくしかないでしょう。

もっとも、そういう展開だからこそ今日も2度に渡ってボールを後ろに逸らした坂倉将吾の頼りなさが悪目立ちします。

元々、打撃と反比例して捕手としての能力にさほど魅力を感じられない選手ではありますが…今季は開幕戦ではいきなり4盗塁を許し、その後もキャッチングミスを連発するなどあまりにも酷すぎます。

リード云々に関してはともかくこれだけ捕手としての基本的な能力の低さが目立つようなら、展開によっては別の捕手と交代するべきだとすら思えてきます。

 

上記の通り終盤は大変残念な展開でしたが…それでも最終的には勝利を収める事が出来たのはやはり先発が無失点で切り抜けている状況で試合中盤までに十分な援護点を得る事が出来たなら敗れ難いという事が分かります。

また、その得点にしてもマット・デビットソンの本塁打にライアン・マクブルームの適時2塁打と長打で加点できたのも大きかったかと思えます。

昨年は打率の割に打線に迫力を全く感じられなかった要因は長打力の不足でしたから、今季はこれを解消できれば良いですね。

まあ、昨日に続いて相手がミスで自滅してくれたという点も大きかったでしょうが…。

 

一方で、先発の床田寛樹は被安打9と決して完璧な投球ではありませんでしたが一時は完封も視野に入っていた訳ですから前回に続いて良い投球だったと思えます。

また、今日はこれに加えて自ら安打と3塁への激走に加えて塁間での巧みな走塁で好機を演出するという役割も演じてくれました。

特に走塁に関しては昨季、走塁時に骨折するという不運があっただけにハラハラしただけに良い結果が出たのは何よりです。