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カープと趣味の日記

3/23 ●「『たどり着けなかった場所』で」(カープ2018)

福岡ソフトバンクホークス5-3広島東洋カープ

オープン戦(カープ2勝8敗2分)

 

勝利投手 千賀1勝

セーブ投手 岩嵜1セーブ

敗戦投手 野村祐輔2勝1敗

 

本塁打

(カープ)

(ホークス)松田3号③デスパイネ5号①

 

先発、野村祐輔は不安定な投球に終始し被本塁打2で6回5失点。

打線は、菊池、丸、鈴木が適時打も下位打線が続けず3得点。

投打で圧倒され、惨敗を喫す。

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今日の対戦相手は昨年の日本シリーズ優勝チームであり、場所はその本拠地。

となると、ここは我々にとっては「昨年の日本シリーズの再現」となる…と書きたいところですが、ご存知の通りカーププレーオフで惨敗したので、今日は単なる苦手な相手と球場での試合となりました。

もっとも、そういう事を差し引いて考えても全体的に低調極まりない試合。

 

開幕投手が内定していると言われている野村祐輔ですが、オープン戦最後の登板でこの惨状。

薮田和樹、岡田明丈、大瀬良大地、九里亜蓮といずれも不振で先発ローテションがまともに組めそうにないチーム状況にとどめを刺した形です。

本塁打を2本も打たれたのは勿論ですが、コントロールが生命線の投手で6回100球近い球数に2つの四死球という事は問題です。

これだけコントロールがバラければ、相手をねじ伏せるぐらいの力強い投球が出来る投手でもない訳ですから長打を浴びるのも必然でしょう。

とはいえ、前回以前の登板でそうでしたが一応は経験と実績のある訳ですから、これをもって開幕投手失格という事にもならないのも確かです。

やはりこれまで通り「オープン戦でチンタラ適当やっているだけ」と信じるしかないかもしれません。

 

打線は、ここまで打撃の調子が上がらなかった「タナキク」のうち、菊池涼介が2安打で丸佳浩と、鈴木誠也が続いた形。

これまた調子の上がらない田中広輔こそ沈黙したままですが、やはりこの「タナキクマル誠也」のユニットは強烈だと改めて思い知る限りです。

しかし、彼らのような元々攻守共に不可欠な「アンタッチャブルな存在」の成績は正直、今はどうでもいいです。

 

問題は、やはり新井貴浩の故障(左腓腹筋挫傷)によって一気にスカスカになった1塁3塁の事。

開幕戦が間に合わない事が確定している新井ですが、症状と年齢から考えるとかなり重篤な状態と言わざるを得ません。

そうなると、これまで3塁争いをやってきた選手たちにはより大きな期待をかけるしかなくなるのですが…。

安部友裕もアレハンドロ・メヒアも無安打。

試合を重ねる毎にこのセクションの低レベルさばかりが際立ってきたのは本当に不満ですし、残念です。

ここまで来るともはや彼らは誰も開幕戦に出たくないのでは…とすら思えてきますね。