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カープと趣味の日記

9/1(日)●「終わりの9月へ」(カープ2019)

広島東洋カープ2-3横浜DeNAベイスターズ

24回戦(カープ11勝12敗1分)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 今永13勝5敗

敗戦投手 薮田1敗

セーブ投手 山崎3勝2敗

 

本塁打

(C)-

(De)ソト34号②

 

打点

(C)會澤①鈴木①

(De)ソト②柴田①

 

投手

※数字は失点

(C)薮田③-中村恭-菊池-フランスア

(De)今永②-国吉-エスコバー-山崎

 

先発、薮田は序盤から四球連発ながら5回まで無失点も6回に力尽きる。

打線は會澤、鈴木の適時打で先行も中盤以降は拙攻続きで2得点。

接戦を落としてカード負け越し。

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今季5試合対戦してまったく勝てない相手先発今永昇太に対して、こちらの先発は昨年5月以来の先発となった薮田和樹。

今や球界随一の左腕と呼んでも過言ではない大エースと、一昨年前に大車輪の活躍を見せながら以降はSNSで一般のファン相手に大暴れした事ぐらいしか印象にない「過去の人」…。

素直に言わせて貰うと万に一つも勝機を見いだせない組み合わせです。

それどころか、10点差以上の大差をつけられる大敗すら容易に予想できましたが…意外にも終盤まで接戦に持ち込む展開にする事が出来ました。

まあ、結果自体は予想とまったく変わらなかった以上は何の意味もないでしょうが…。

 

薮田は初回から四球連発でピンチを招く酷い立ち上がりを見せながら何故か得点どころか5回まで安打を許さない投球。

もっともその与四球自体は5回終わった時点で実に5を数え、失点するのは時間の問題かと思われていたので6回の結末は予想どおりと言ったところ。

はっきり言って野手の正面に打球が飛んだり微妙極まりない球審の判定に助けられたりと運に恵まれただけかと思いますが、なんにせよ6回3失点は十分過ぎる結果でしょう。

しかし、運と図々しさだけでは格上の投手相手に投げ勝つのは不可能とも思えます。

 

今週は一部を除いてやる気の無さばかりが目立つ打線は散々カモにされた今永相手に初回から先制点を奪う事には成功しましたが、それだけの事です。

中盤以降はすっかり落ち着きを取り戻した相手に軽くひねられて予想通りの逆転を待つだけとなったばかりか、終盤に相手投手にやたらと打球をぶつける嫌がらせに終始しただけで得点の予感は微塵も感じられませんでした。

特に得点圏での責任のなすり合いの如くの低調さは見ていてもはや不快ですらありました。

結局は勝敗に責任を持てる実力の選手は今のカープには皆無という事なのです。

むしろ、こんなチームが遥か格上の首位と2位相手に6連敗しなかったのが不思議なぐらいです。

 

とはいえその強運ももはやお終いでしょう。

もはや戦う力が残っていないこのチームのBクラス転落は確実な情勢。

残念ですが、この9月はまさに「終わりの9月」となる事かと思います。