9/8(日)●「クリス・ジョンソンは山」(カープ2019)
24回戦(カープ12勝12敗)
勝利投手 ジョンソン11勝7敗
敗戦投手 岩貞2勝4敗
セーブ投手 フランスア6勝6敗11セーブ
(C)-
(T)-
打点
(C)長野②松山①
(T)マルテ①糸原①
投手
※数字は失点
(C)ジョンソン-菊池保-中村恭②-フランスア
(T)岩貞②-ドリス①-島本-岩崎-ジョンソン
先発、ジョンソンは6回無失点の好投も3番手中村恭が2失点。
打線は長野の適時打で3回に先制し5回には松山の適時打で追加点も以降は沈黙。
8回途中から登板のフランスアの活躍で辛くも逃げ切り2カード連続の勝ち越し。
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残りの試合数を考えれば、この試合に敗れた場合3位以上は大変苦しいという状況に陥る可能性があったこの試合。
質・量とものボロボロの先発陣の窮状を象徴するかのようにクリス・ジョンソンが中4日でマウンドに上げるというなりふり構わずの起用をベンチは見せました。
前回が8回無失点とはいえ111球を投げただけに大変苦しい投球となるのではと危惧しましたが、まったくの杞憂でした。
6回を73球無失点でまとめるという期待以上の働きで逆転Aクラスを目指す相手チームに立ちふさがった形。
昨日、先発した薮田和樹に代表されるようにもはやまともな投手でローテーションを組む事すら難しい現状のチームにあって、この山の如く盤石な左腕の活躍はまさに救いの神であり砂漠の水でした。
正直、今の先発ローテーションで来週の7連戦を乗り越えられるとは到底思えませんが、このジョンソンの投球が呼び水になって試合を作れる場面が増える事に期待したいものです。
一方、打線は珍しく4番打者らしい仕事を果たした長野久義の適時打が飛び出すなどしましたが、3得点はかなり冴えないものだったかと思います。
今日のように試合を作れる投手が限られている以上は序盤からの加点は必須である筈なのですが…やはり11安打放ちながら僅か3得点に終わった昨日同様に繋がりに欠けるきらいがあります。
こうして今月最初の危機を乗り越えることには成功しましたが、攻守共に問題しか見当たらない現状を考えるとまだまだ厳しい試合は続くかと思われます。