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カープと趣味の日記

04/08(木) ●「災難によるしっぺ返し」(カープ2021)

東京ヤクルトスワローズ11-7広島東洋カープ

3回戦(カープ1勝2敗)

明治神宮野球場

 

勝利投手 奥川1勝

敗戦投手 打撃投手(67番) 2敗

 

本塁打

(C)鈴木誠1号①鈴木誠2号

(S)山崎1号①

 

打点

(C)松山②會澤①安倍①鈴木誠

(S)村上②荒木①大田①西浦③松本①山崎②

 

投手

※数字は自責点

(C)中村裕⑥-中田①-島内①-コルニエル-ケムナ①

(S)奥川⑤-近藤-坂本-梅野-長谷川②

 

打線は初回に2死から5連打で4得点も中村祐太が3回6失点で試合を壊す。

リリーフ陣もコルニエル以外全員打ち込まれて今季最多の11失点。

鈴木誠也が2本塁打を放つも大敗を喫して今季初の連敗&カード負け越し。

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初回2死から5連打で4得点を挙げ、4番が今季ここまで0だった本塁打を2本も放ち、先発野手が不振を極めていた「あの」田中広輔すらも含めて全員安打。

直近3試合で先発がそれなりに試合を作ったにも関わらず与えた援護点は僅かに4得点の拙攻で1勝しかできていなかった「貧打のチーム」にはまさに望外の得点です。

と、これだけ書くと快勝にみえますが、結果は今季最多の11失点での大敗となりました。

 

やはりというべきか、しっかりと先発が試合を作っている試合を落とし続けていた以上は気まぐれで打線がいきなり繋がってもこういう災難によるしっぺ返しが待っているという事なのでしょう。

勿論、ここでいう「災難」というのは初回から4点のリードも守れず最終的に3イニングで6失点を喫して、2試合に先発して今季のチーム全体の自責点の実に1/3を稼ぎ出すという離れ業を見せた中村祐太の事であるのは言うまでもありません。

昨年、一時試合を作る場面が目立ったとはいえ所詮はBクラスが半ば確定していた消化試合での事。

新型コロナウイルス蔓延による外国人選手の入国制限によりカイル・バードが来日できない事態がなければ本来、開幕ローテーションに入る予定などなかった投手ですからさほど驚くに当たらないとはいえ、一瞬でも彼に何かを期待したのは完全な間違いだったと思わざるを得ません。

降板した後の事とはいえ、先制打を放った松山竜平がまるで小学生のような捕球ミスをした際に負傷退場するという不幸も含めて全てこの匹夫のせいにしても何ら差し障りはないかとすら思えます。

この愚か者にとって唯一の救いだったのは後続の投手も内容的にはまったく説得力のない投球ながら何とか抑えたロベルト・コルニエル以外の全員が無残に打ち込まれたという事実ぐらいでしょうか。

 

結局、今季初のカード負け越しはここまでビギナーズラックを重ねてきた投手陣の崩壊という最悪の形で迎える事となりました。

そういえば昨年も開幕カードに勝ち越して良い流れであった状況で乗り込んだ神宮球場で惨敗して以降、このチームが立ち直ることは二度とありませんでしたが…。

今日以降も同じ事が起きても何ら不思議ではありません。

 

単なる大敗を通り越してそれぐらい酷い試合という事です。