8回戦(カープ4勝3敗1分)
(C)-
(De)ソト5号③
打点
(C)鈴木誠①西川②
(De)ソト③
投手
※数字は自責点
(C)床田-中田-コルニエル③-塹江-栗林
(De)ピープルズ②-石田-エスコバー-山崎①-三嶋
先発床田は毎回複数安打で10安打を浴びながらも5回無失点で抑える。
打線は鈴木誠也の犠飛で先制し4回裏に西川龍馬の適時打で追加点も繋がらず。
終盤、3番手コルニエルがソトに逆転3ランを浴びるも8回裏に追いつき引き分けに終わる。
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昨日から梅雨入りした広島県。
試合直前に雨天中止となった昨日に続いて今日も雨模様の天気の中での試合となりましたが…先発の床田寛樹は今日の天気以上に不安定な投球に終始しました。
初回に1死1塁2塁のピンチを佐野恵太の鋭い当たりがショート正面に飛んで併殺打となる幸運になったのを皮切りに毎回複数安打を浴びて5回までに10もの被安打を浴びるという内容。
こんな二けた失点してもおかしくない内容で無失点に抑える事が出来たのは要所で抑えた床田の粘り…ではなく単純な運でしょう。
はっきり言ってJRAのwin5を的中させたような奇跡としか言いようがありませんから次回はないでしょう。
一方、打線は西川龍馬を7番に下げて小園海斗を5番に起用するというかなり思い切った打順の組み換えを行いました。
先日の神宮では序盤無死1塁2塁で次打者が投手であったにも関わらず犠打を試みさせるという仕打ちをした打者の打順をいきなり5番に引き上げる監督やコーチの神経が私には理解できませんが…とりあえず小園の出塁から西川が今月初の適時打含む2打点を挙げるという形で一応の成果は出ました。
これ以外にも得点圏での弱さが目立つ鈴木誠也が先制の犠飛を放つなどありましたが、いずれも長打が出てない以上は復調とは言い難いです。
むしろ10安打放ちながら3得点と、今季目立つチーム全体の長打率の低さを改めて示すだけでした。
あと、小園と西川の打順の間に「置物」を据えるという意味不明な起用は相変わらずですし…。
安定した結果を残して今週になってセットアッパーを任されたロベルト・コルニエルが痛恨の逆転弾を浴びた末に逃げ切りに失敗したのは残念でしたが、上記の先発の酷さやさほど変わらない貧打を見るとむしろこの内容で引き分けに終わったのは幸運と言えるでしょう。
しかし、幸運だけでは引き分けはできても試合を勝ち取る事が出来ないという事かと思います。
