吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

08/25(水) ●「二十歳の一人旅」(カープ2021)

読売ジャイアンツ5-3広島東洋カープ

16回戦(カープ6勝9敗1分)

東京ドーム

 

勝利投手 中川3勝2敗1セーブ

敗戦投手 コルニエル2敗

セーブ投手 ビエイラ14セーブ

 

本塁打

(C)-

(G)岡本31号②

 

打点

(C)坂倉①玉村②

(G)ウィーラー②岡本③

 

投手

※数字は自責点

(C)玉村③-島内-コルニエル②

(G)直江③-大江-高梨-畠-中川-ビエイラ

 

先発玉村は序盤に3失点も以降は立て直し6回を投げ切る。

打線は序盤の好機を活かしきれず4回以降は2安打で3得点。

終盤にコルニエルが勝ち越し弾を許し逆転負けで3連敗しカード負け越し。

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若干二十歳の2年目の投手ながら直近5試合で4度のQSを記録して今やすっかりローテーションに定着した玉村昇悟。

九里亜蓮不本意な投球を続けている後半戦になってからはむしろ大瀬良大地、森下暢仁に次いで勝利を期待できる先発にもなっています。

その玉村。今日は初回に押し出しで失点するなど序盤は不安定な投球で結果的に2度のリードを守る事ができませんでした。

しかし、4イニング目以降は安定して最終的には4試合連続のQSを達成した以上は、決して責められるものではないでしょう。

3イニング目の失点も坂本勇人や、岡本和真による今の鈴木誠也では逆立ちしても真似できなさそうな技ありの一打と、後方のフライに対して目測を誤った野間峻祥による微妙極まりない守備によるところが大きかったですしそもそも、この試合…というかここ5試合中チーム唯一の得点圏での長打により複数打点を挙げたのは彼だけなのですから。

それにしても上記の通り好投を続けたこの5試合で得られた勝ち星はたったの1勝とは、プロ2年目の二十歳の投手にはあまりにも過酷な現実と言えます。

ほんの少し前なら岡田明丈のようにいい加減な投球内容でもとりあえず5イニングマウンドに立ってさえいれば易々と二桁勝利を手にできた時代だっただけに改めてそのギャップに驚かされるばかりです。

こういう形で勝ち星に恵まれずそのまま静かに消えていった投手というのはカープの歴史では枚挙の暇がないのですが…玉村には何とかこの「孤独な一人旅」に耐えて欲しいものです。

大変でしょうが次回の投球に期待するしかありません。

というより、今日の打撃を見る限りだとむしろ明日から6番辺りでスタメン出場しても良いような気がしてきます。