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カープと趣味の日記

08/24(火) ●「孤独な闘いは続く」(カープ2021)

読売ジャイアンツ3-1広島東洋カープ

15回戦(カープ6勝8敗1)

東京ドーム

 

勝利投手 メルセデス7勝1敗

敗戦投手 森下6勝6敗

セーブ投手 ビエイラ13セーブ

 

本塁打

(C)-

(G)坂本13号①大城10号①11号①

 

打点

(C)松山①

(G)坂本①大城②

 

投手

※数字は自責点

(C)森下③-島内

(G)メルセデス①-デラロサ-ビエイラ

 

先発森下は3本の本塁打を浴びるも7回3失点。

打線は散発4安打で4回表に松山の内野ゴロの間の1得点のみに留まる。

先発が試合を作るも援護点無く力尽き2連敗。

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後半戦に入りカード勝ち越しがなく、完全にチームが崩壊したカープは今日からビジターで読売戦。

何故か5年前に惨敗した日本シリーズでの対戦相手の4番が加入しているようですが…そんな事よりも注目すべきなのは「森下の投球とそれに打線は報いる事ができるのか?」という事でしょう。

何しろ、後半戦に入って先発投手で勝ち星が付いているのは大瀬良大地のみという惨状で彼以外にまともに試合に勝てそうな先発といえば森下暢仁ぐらいのものなのですから。

その森下は大道卓三に2打席連続本塁打を浴びるなど不用意に一発で失点を重ねる辺りは残念ではありましたがそれでも7回3失点と前回同様に勝利に値する投球を見せてはくれました。

しかし、完全崩壊したこのチームでは先発が3失点以上するのは即ち負けを意味します。

3失点目を喫して7回裏を投げ終えた後に無念の表情を浮かべる森下を見ていたたまれない気持ちになったファンは私だけではないでしょう。

一体、これほどまでに奮闘しているにも関わらず何故試合中終始チーム内で孤立しているかのような気分を彼が味わわないといけないのでしょうか?

別にどこかの誰かのように後輩に暴力を振るった訳ではない…というよりそもそも後輩自体がそんなにいないにも関わらず…。

本当にこの不条理は納得いかないですし理解できないです。

 

結局、森下はこれで6敗目と白星と黒星の数字が並んでしまいました。

90%超えという驚異のQS率を誇り防御率もリーグトップ3に入る投手の勝率が5割というのはチームとして恥以外の何物でもないでしょう。

もっともそれが理解できている打線ならこんなにも屈辱的なシーズンを過ごす事はないのでしょうが…。

 

森下の投球は見事でしたが、それでも7イニング目は明らかに余計でした。

結果的に決定的な失点を喫したという事も勿論ですが、それ以前に直前の7回表2死1塁2塁の好機では石原貴規には代打を起用するべきだったからです。

ほとんど好機が作れないうえにベンチには代打で出せる選手が余りまくっていた状況で投球数を100超えていた先発バッテリーの続投に固執する必要があったとは思えません。

今季は変則的な日程に加えて雨天中止が多すぎるという過密日程が続くうえに延長戦がなく早めに代打を起用しやすいという分かり切った事実に何故こうもベンチが無関心なのか私には改めて理解できないです。

過密日程の中でイニングを無理に重ねさせて大瀬良の故障の要因を作った昨年の事をもう忘れてしまったのでしょうか?

それとも考える頭が最初からないのでしょうか?

どちららでも構わないですが、こうやって試合からベンチが目を逸らし続けるなら孤独な戦いを続ける森下の我慢も限界になってしまうのではと危惧します。