17回戦(カープ7勝9敗1分)
勝利投手 九里8勝6敗
敗戦投手 菅野2勝5敗
(C)鈴木誠16号②17号③坂倉6号①7号③菊池涼9号②
(G)若林①
打点
(C)鈴木誠⑤坂倉④菊池涼②
(G)丸①若林①
投手
※数字は自責点
(C)九里①-ケムナ①-高橋樹-塹江-森浦
(G)菅野⑤-戸根③-桜井③
先発、九里は5四球を出す苦しい投球も西川の好守などに助けられ6回1失点で凌ぐ。
打線は初回に鈴木誠也の本塁打で先制すると以降も坂倉、菊池涼の本塁打で追加点。
合計5本の本塁打により後半戦初の二桁得点を挙げて連敗を3で止める。
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まったく個人的な話ですが…。
今日の試合については現地での観戦を予定していたものの、新型コロナウイルス感染爆発に伴う情勢により熟慮の末、断念しておりました。
チケットを用意したのは1ヶ月以上も前の事ですし忸怩たるものがありますが、完全に医療が崩壊してしまった状況においてワクチンの接種すら完了してない身で越境してまで都内に入る事は得策ではないと判断した次第です。
当然ながら、今日現地で観戦された方々も色々と対策をされたうえで観戦を楽しまれているのですから、比較的極端な対策を取る形となった私と比べてどちらが正しいのかは分かりませんが…野球に限らず大規模イベントは改めて苦しい状況に追い込まれつつありますが、早くこの事態が収束する事を改めて祈るしかありません。
まあ、チケットの払い戻しは出来ませんからチケット代は主催者への寄付が出来たとでも思うことにします。
…で、そういう試合に限ってこんなボロ勝ちをするというのもまた面白い事です。
後半戦に入って2試合続けて試合を作る事が出来ない状況にも関わらず「比較的読売とは相性が良い」からという理由により中5日での登板となった九里亜蓮。
初回からピンチが続き5回裏には押し出しで失点し、6回裏も西川龍馬のビッグプレーに助けられるなど、いつ大量失点を喫してもおかしくない酷い内容の投球でしたが何とか試合を作る事が出来ました。
それも上記の「相性」とやらなのかもしれませんが、まさかこんなしょうもない起用が当たるのですからつくづく勝負事とは分からないものです。
一方、打線は故障により2ヶ月ぶりの登板となった菅野智之相手に初回から鈴木誠也と坂倉将吾の連続本塁打で先制するという意外な展開。
以降は5回まで無得点でいつも通りの打線と思いきや、6回裏には菊池涼介の2ランで中押し点を手に入れると終盤にも鈴木誠也と坂倉が本塁打を放つというド派手な形で後半戦初の二桁得点となりました。
カープといえば得点圏において長打が極端に出ずここ5試合で得点圏で長打により複数打点を稼いだ選手が投手である玉村昇悟のみという惨状でしたから、これは大きな驚きです。
特に相手の4番打者の半分程度しか打点を記録できず頼りにならない情けない場面が目立つ鈴木誠也は先制弾にダメ押し弾と本塁打2本含む猛打賞5打点の活躍で「まるで4番打者のような」活躍を見せてくれました。
もっとも、あれだけいい加減な試合展開で先発投手の奮闘を台無しにし続けていた訳ですからたまにはこんなマグレもあるとしか今は思えません。
むしろ、鈴木誠也と並ぶ大活躍を見せた坂倉の陰で無安打に終わった小園海斗や林晃汰の調子の方が気になってしまいます。