10回戦(カープ4勝6敗)
勝利投手 森下4勝1敗
敗戦投手 岡野1勝2敗
(C)西川5号③磯村1号②
(D)-
打点
(C)菊池涼①坂倉①磯村③西川③小園①
(D)岡林
投手
※数字は自責点
(C)森下-小林①-ケムナ
(D)岡野⑨-山本-藤嶋-田島-谷元-根尾
先発、森下は中盤以降にピンチを招くも凌いで7回無失点の好投。
打線は初回から打線が繋がり西川、磯村の本塁打などで2回までに9得点。
連日の序盤からの大量得点が効いて連勝でカード勝ち越し。
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貧打により3連敗を喫した前カードから一転して好投手から試合序盤に大量得点を奪う事に成功したのが昨日。
安定したパフォーマンスを続けられる選手が少ない故に今日はその反動が返ってくるのではと予想していましたが…そうはなりませんでした。
相手先発は前回登板時にあのスワローズ打線を5回無安打に抑えた岡野裕一郎でしたが、野間峻祥と菊池涼介の連打でいきなり先制に成功すると以降も打線は繋がりました。
西川龍馬や小園海斗が復調しつつあるのに加えて上記の野間が4安打を放ったのに加えて磯村義孝が2年ぶりとなる意外過ぎる本塁打を放つなどで終わってみれば先発全員安打となる16安打。
調子が安定せず気まぐれな打線にあって連日序盤からこれだけ繋がるのは大変な驚きです。
上記の通り西川や小園の復調に加えてこれまで固定できなかった1番で野間が活躍を見せているのが効いているようには思えますが…全く期待してなかった事態に返って困惑してしまいますね…。
打線の援護が無かったおかげで好投を続けながら1ヶ月近く勝ち星に恵まれていなかった森下暢仁は序盤こそ気合十分の投球を見せましたが、大量得点を得た以降は再三走者を背負う不安定な投球。
これまで全く組んだ事がない磯村とのバッテリーに戸惑ったのか、はたまたこれまで自身の好投を台無しにしてきた打線からの思いもよらない大量援護に返って混乱してしまったのか…。
それでも昨日の大瀬良大地とは異なり結局、無失点で凌げたのは恐らくはフォーシームに力があったからかと思います。
まあ、せっかくだから2失点ぐらいはしても良かったようにも思えますけれども…。
もっとも、この試合。
カープが大量リードで勝利した事以上に、試合中盤では相手チームが高橋周平をプロ入り直後の一時期を除いて全く守った事がないショートに据えたのに加えて、終盤では外野手登録の根尾昴をマウンドに上げて来たのに対して、何故かこちらも代走に末包昇大に送り込む事で応じたりと双方のベンチが意図がよく分からない起用を見せるという奇妙な展開になった事の方が話題にはなっているようです。
もっとも、根尾のフォーシームはその前後に投げた小林樹斗やケムナ誠に比べると明らかに迫力があったようには見えたのは何とも…。