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カープと趣味の日記

08/10(水)○「幸運よりも気になるのは…」(カープ2022)

広島東洋カープ4-1東京ヤクルトスワローズ

17回戦(5勝11敗1分)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 九里5勝7敗

敗戦投手 星1敗

セーブ投手 栗林1敗21セーブ

 

本塁打

(C)小園6号①

(S)-

 

打点

(C)西川①坂倉①野間①小園①

(S)青木①

 

投手

※数字は自責点

(C)九里-矢崎-ターリー①-栗林

(S)星③-木澤①-今野-コール

 

先発、九里は5回以外は走者を背負う苦しい投球も6回を無失点で投げ切る。

打線は初回に西川の適時打などで先制すると4回までに4得点も以降は無安打。

8回表にターリーが崩れるも凌いで逃げ切り後半戦初の連勝とカード勝ち越し。

今季の本拠地観客動員が150万人を突破する。

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昨日はほとんど援護のない中で森下暢仁が素晴らしい投球を見せて何とか勝利を掴んだカープ

今日の先発は前回登板で雨天ノーゲームとなったとはいえ4回途中までパーフェクト投球を見せていた九里亜蓮でしがた…。

今日は初回からいきなり得点圏に走者を背負うと2回表にはいきなり連続四球など酷い立ち上がり。

何より相変わらずの相手打者から逃げ回るように際どいコースへの投球に終始していて半ば自滅するというまるで今季低迷する九里亜蓮を象徴するかのような内容の繰り返しでどう考えても大量失点を喫するのは時間の問題に見えましたが…。

結果的には6回無失点で昨日の森下に続いてQSを達成したのですから奇跡としか言いようがありません。

九里はこれで約2ヶ月ぶりの勝利を飾る事となりましたが、この内容では次回以降も期待をするのは困難なように思えます。

 

一方、昨日は森下の頑張りにほんの雀の涙程度の援護をするのが精一杯だった打線は今日は初回から相手先発の星知弥を攻めて4回までに4得点とまずまずの援護を挙げる事ができました。

もっとも、今日の九里の投球内容や森浦大輔が登録抹消となり半ば自壊しかけているブルペンの質を考えると決して十分なものではありませんでしたし、5回以降に至っては無安打と全くお話になりませんでした。

1番の野間峻祥リードオフマンとして十二分な働きを見せていたり、3番の秋山翔吾がチャンスメイクが出来ている割に得点が入らないのは4番以降の打者の力不足が大きいのかと思います。

ブライアン・マクブルームに代わって2試合連続で4番に座り適時打を放った西川龍馬ですが、やはり迫力不足は否めませんしその後ろを打つ5番の坂倉将吾に至っては明らかな打撃不振。

これらを考えると攻撃の面でもさほど明るい展望を望むのは難しいと思えます。

 

また、森浦大輔が抜けたリリーフ陣は注目の8回にニク・ターリーを送り込みましたが全くストライクが入らない酷い投球でこれまた1失点で済んだのが奇跡としか言いようがありません。

おまけに今日のJスポーツの解説は自身が担当した試合の勝率が異常に低い事で知られる前田智徳でありましたし…。

 

このように様々な面で非常な幸運に恵まれ過ぎたのが今日の試合ではありましたが…こうなるとこれだけ弱いチーム相手にカード負け越しを喫したスワローズの退潮ぶりの方が目立つようにすら思えてきます。