3回戦(カープ1勝2敗)
勝利投手 南 1勝
セーブ投手 内 1勝2敗1セーブ
敗戦投手 九里 1勝2敗
先発、九里は再三のリードを守れず6回に5失点で降板。
打線は初回から得点も決定的な場面で繋がりに欠ける。
先発投手がまたしても打ち込まれ、2連敗で3カード連続の負け越し。
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既に崩壊と認定して異論はないであろうこのチームの先発ローテーションですが、九里亜蓮の無様な投球により改めて証明された形となりました。
九里は、2点援護されては逆転され、更に逆転してもらっては逆転されるという、恥も外聞もない最悪の投球で見ていてひたすらイライラしました。
監督は与四球こそなかった事を好材料だったかのように言っていますが、それが一体何なのでしょうか?
たいして好調とも言えない相手打線に力のない打ち頃のボールを置きにいってポコポコポコポコ打たれるのなら、四球で自滅している事と同義語でしょう。
先発復帰後、2試合程度は素晴らしい投球を見せて期待を持たせはしましたが、所詮は先発ローテーションに入るレベルではない事が改めて分かります。
これで3カード連続負け越しとなりましたが、原因はもはや12球団最悪とも言っても言い過ぎではないぐらいの酷い酷い先発陣なのは言うまでもないでしょう。
ようやく、クリス・ジョンソンと野村祐輔の復帰の見込みが立ったとはいえ、中村裕太、薮田和樹、九里亜蓮に関してはもはや真新しいマウンドで投げる姿を見たくない投手が多すぎるので人数が全然足りません。
また、リリーフに関しても6回あたりを担当できる投手でアドゥワ誠の奮闘こそ目立ちますが、一岡竜司がいつ二軍落ちしてもおかしくない低調な投球を繰り返し今更、永川勝浩のようなどう考えても引退前の記念同様の投手を一軍に上げている始末。
はっきり言って劇的に好転する材料がほとんどない状況です。
かつて10連敗を喫したり、1イニング15失点したりと結果も内容も散々で対策といえば他の球団と図って試合数を減らすという陰湿な方法ぐらいしか解決策がなかった交流戦。
ここ2年ほどは勝ち越しを続けて来ましたが、ここまで酷い内容の試合が続くと再びその頃と同じ状況に戻ってしまうのはもはや確実に思えます。
しかし、幸いな事に我々が所属しているのは実力的には「パ・リーグの1/2リーグ」たるセ・リーグで、他に大きく勝ち星を伸ばすチームが出てくる可能性も低いという事。
そう考えると、ここからレギュラーリーグ戦再開までは如何に貯金の残額を維持するかかと思えてきます。
情けない話ですがここまで戦力が落ちてしまった以上は、それが現実です。