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カープと趣味の日記

4/28(木)●「結局、元の木阿弥に…」(カープ2022)

広島東洋カープ5-9東京ヤクルトスワローズ

4回戦(カープ1勝3敗)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 大西1勝

敗戦投手 xxxx1勝3敗

 

本塁打

(C)坂倉2号②

(S)-

 

打点

(C)坂倉②堂林①西川①

(S)村上②長岡①オスナ②松本①山崎③

 

投手

※数字は自責点

(C)九里-汚いヒゲ④-島内③-黒原②-森浦

(S)高橋②-梅野-大西-石山③-田口-マクガフ

 

先発九里は被安打3の安定した投球で7回無失点の好投。

打線は4回裏に坂倉の本塁打で先制も終盤まで追加点が奪えず。

8回表に中崎、島内、黒原が5四球の乱調で一挙9失点を喫し逆転負けで2連敗。

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投打共に奮わず惨敗を喫した昨日を経て、今日は九里亜蓮が素晴らしい投球を見せてくれました。

圧倒的とまでは言いませんが、丁寧な投球で得点圏に走者を置いたのは6回表だけで7回を無失点で抑える文句なしの好投。

それだけに昨日同様に繋がらず、坂倉将吾の本塁打のみという打線にはイライラさせられました。

どうしてこのチームの打線は先発が試合を作っている間に得点を重ねられないのかと…。

もっともこの試合の感想がそれだけで済んだのならどれだけ幸せだったことでしょう。

 

何故なら、それらの考えは8回表の愚かな愚かな中崎翔太の愚行で全て吹き飛ばされたのですから…。

今季、栗林良吏に繋ぐセットアッパーを任されながらほぼ5試合~4試合に1回の割合で勝ち試合をぶち壊して来た彼ですから「今日はそろそろ打たれそうだな」という予感はしていしましたが…今日に関しては予想以上の酷さでした。

小園海斗の好プレーで何とか1死取った後に3連続四球を出した挙句、あっけなく同点打を浴びるという考えられない失態で、九里があれほど苦労して守り続けた勝ち投手の権利をたった10分程度でぶっ潰したのは、もはや犯罪としか言いようがありません。

私も他のファン同様にこれまで彼の立ち直りに期待していましたが…何試合か抑えても結局は試合を壊してしまうという姿を何度も見せられた末に、事ここに至っては、はっきり言って、もううんざりです。

少なくとも、金輪際僅差で勝っている試合の終盤では彼の名前はもう聞きたくありません。

この中崎は勿論ですが、その直後に登板した島内颯太郎にしてもベンチが十分な準備をさせなかったという点では多少の同情はありますが…これまた四球連発という酷さ。

更に言えば、島内はこれで2週連続での救援失敗ですから、もはや僅差の7回以降の継投に関しては完全に崩壊したと言って良いでしょう。

昨シーズンも栗林良吏に繋ぐリリーフには悩まされましたが、結局シーズン開幕から1ヶ月程度で元の木阿弥となってしまいました。

そうなると、当分は僅差では日替わりで投手を入れ替える事になるでしょうが…当然ながら今日のような試合は激増するのもまた明白でしょう。

九里の好投が報われなかったのは勿論ですが、ブルペンが崩壊したという現実を突きつけられたという点でも今日の敗北のダメージは計り知れないと言わざるを得ません。