8/17 ●「あっという間の消滅」(カープ2018)
16回戦(カープ8勝7敗1分)
勝利投手 三島6勝1敗
セーブ投手 山崎2勝4敗24セーブ
敗戦投手 一岡3勝6敗1セーブ
(C)丸26号②西川4号①
(BY)筒香25号④宮崎21号①ソト22号①
打線は、中盤に集中打を浴びせて4得点。
先発、野村は7回までは安定した投球で1失点。
8回に3者連続本塁打を浴びる大逆転負けでカード初戦を落とす。
2連敗で優勝マジック消滅。
---------------------------------------------------
最近の試合の傾向から考えてある程度予想はしましたが、この時期の優勝マジックとは何とも儚いものです。
今日は色々あって試合を見られる環境になったのが、8回裏が始まった辺り。
即座に中継を見ようとしましたが何となく嫌な予感がして止めました。
結果的にそれは大正解で、危うくPCのモニタを買い換える可能性もなくなったのは何よりです。
それにしても、昨年も同じ先発投手で似たような展開で似たような結末があったのを思い出します。
中盤までは好投手である東克樹を打ち崩す事ができたうえに野村祐輔も比較的安定した投球と理想的な展開でした。
しかし、案の定というか、8回に大きな大きな落とし穴。
元来、このチームの先発は代え時が大変難しいと改めて思います。
というのも大体において6回持つか持たないかの微妙な投球を見せたかと思えばそこを超えても100球過ぎた辺りから露骨にバテるという体たらく。
野村祐輔は元々、エースと呼べる資格のない「上手さはあるがひ弱で頼りない投手」ではありましたが今季に関して言えば、それは彼だけではないのです。
原則論だけで言うなら野村祐輔がマウンドを降りたシチュエーションでは一岡竜司ではなくヘロニモ・フランスアの起用が妥当でした。
しかし、既に今週3連投もしている彼を投入する事は難しかったですし、しなかったのは正解でした。
そういうチームの苦しい状況をまったく理解しないかのような無様極まりない無残な結果を残した一岡には若干の怒りを感じますが、前回投手を代打で送られた程度で大きく動揺した程度のレベルの投手にあの場面で落ち着けというのも無理な話なので仕方ないという思いもあります。
どのみち、このチームは打線と異なり投手陣ことにリリーフ陣に関してはフランスアという特定の個に依存している状態という事が改めて明らかになったことには変わりありません。
一般的にそういう状態をセクションとしては「崩壊」と呼ぶのですが、そういうチームである以上は再点灯は厳しいかもしれません。