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カープと趣味の日記

4/2(火) ●「あからさまな退潮」(カープ2019)

中日ドラゴンズ7-4広島東洋カープ

1回戦(カープ1敗)

ナゴヤドーム

 

勝利投手 祖父江  1勝

敗戦投手 フランスア1敗

セーブ投手 鈴木博1セーブ

 

本塁打

(C)野間1号①菊池涼1号②長野1号①

(D)

 

打点

(C)野間①菊池②長野①

(D)福田①堂上①平田①京田①阿部②渡辺①

 

投手

※数字は失点

(C)ジョンソン③-一岡-島内①-フランスア③-中田

(D)大野④-ロドリゲス-祖父江-鈴木博

 

先発、ジョンソンは5回3失点で試合を作れず。

打線は一発攻勢で4得点も繋がりに欠け突き放せず。

リリーフ陣が崩壊し、3度のリードを守れず逆転負けで3連敗。

長野が移籍後初の本塁打を放つ。

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優勝を果たした昨シーズン含めてほとんど勝てないシーズンが少なくなくカープとそのファンにとって「鬼門」と呼ばれて久しいナゴヤドームでの初戦でしたが、やはり結果は悲惨そのものでした。

とはいえ、内容的に見れば「鬼門」云々以前の問題でチーム全体の退潮をあからさまに見せつける試合であったと言えるでしょう。

まずは先発のクリス・ジョンソン。

制球が悪く5回3失点と週の頭をつかさどる先発投手として試合を作れなかった事は勿論ですが…。

リードを貰った直後は必ず打たれる。幼稚な送球エラーはする。ベースカバーは怠る。

また、最初から最後までマウンドでの態度もすこぶる悪く見ているこちらが心底イライラしてくるような最悪の投球でした。

そんなジョンソンのおかげで週初めから早々に総力戦を強いられたブルペンヘロニモ・フランスアにイニング跨ぎさせた末にあっさり逆転を許すという惨状。

特にフランスアはまったく空振りが取れず、お世辞にも強力とは言い難い打者にも力負けするなど明らかに投げすぎた昨年の影響を感じざるを得ない投球でした。

フランスアのまるでシーズン終盤のような疲れ切った姿を見て愕然としたのは私だけではないでしょう。

また、ジョンソンが早々に役目を放棄した直後の6回も本来なら勝っている場面で起用したい一岡竜司を投入し、リードした7回に明らかに力不足な島内颯太郎を送り出した事からも先発が早々に降板した時に後ろに繋げられるミドルリリーフの不足を思い知らされました。

週始めから投手をこれだけ投入し、しかもこれほど全体的に低調な姿をブルペンが見せつけている以上は、これから先、このチームの継投に関しては相当な覚悟が必要としか言いようがありません。

 

打線は、ここまで無安打で明らかにチームの足を引っ張るだけだった菊池涼介が漸く初安打を逆転本塁打で放ち、今季初スタメンの長野久義も移籍後初本塁打とファンを安心させる一幕もありましたが、全体的に見ればやはり繋がりに欠けるきらいは避けられません。

本塁打がなくともしっかりと得点圏の走者を返していた相手の「線」になっていた打線と比べれば見劣りは一目瞭然です。

 

以上のようにここ数年は開幕ダッシュに成功していたチーム。

結果はおろか内容的にも攻守で上記のような悲惨な状態ですから今季に関しては開幕ダッシュは完全に失敗と断言出来ます。

ここで失敗してしまった以上は、立て直しを図る必要がありますが、それをどのように行うのでしょうか…。

大変厳しい現実をいきなり突きつけられています。