25回戦(カープ14勝11敗)
東京ドーム
勝利投手 フランスア8勝8敗6セーブ
敗戦投手 鍵谷1敗
セーブ投手 今村3勝1セーブ
(C)鈴木27号①
(G)丸27号②
打点
(C)鈴木②松山③
(G)丸③岡本①
投手
※数字は失点
(C)ジョンソン③-レグナルト-中村恭①-菊池保-フランスア①-今村
(G)澤村-高木①-マシソン②大竹①-田口-中川①-デラロサ-鍵谷①
先発、ジョンソンは5回3失点で降板し、リリーフ陣も要所を守れず失点。
打線は鈴木と松山が5打点の活躍を見せて9回までの4度勝ち越す。
9回裏に追いつかれた直後にパスボールで勝ち越し4時間21分の熱闘に終止符を打つ。
今村は今季初セーブを記録。
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先制して逆転されて逆転して追いつかれて勝ち越して土壇場で追いつかれて、最後は相手のバッテリーエラーで勝つ。
一行で試合内容を説明すると上記のようになってしまう通り、大変見ていてしんどい試合となりました。
試合前からメディアを使って相手チームが「ブルペンデー」を何度も連呼してしたとおり、序盤から短いイニングで目まぐるしく投手が入れ替わる継投に出ましたが、序盤はこれが完全にハマって打線は出塁が6回まで鈴木誠也の本塁打1本だけという体たらく。
下位打線に至っては存在しないも同然でしたが、それでも久しぶりにまとまった得点を得る事が出来たのは珍しく鈴木と松山竜平の3番4番コンビが上手く機能したからでしょう。
中軸が固め打ちすれば多少は歪な構成でも得点は得られるという好例かと思えます。
一方で投手陣はここまで八面六臂の活躍を見せてくれたクリス・ジョンソンがさすがの無援護に耐えかねたのか5回3失点で降板と試合を作れませんでした。
おまけに石原慶幸と菊池涼介の考えられないような酷い守備でも失点を重ねるという最悪の展開。
また、リードを得て以降のリリーフ陣もまったく頼りない投球に終始し、まともに仕事を果たしたのが菊池保則ぐらいの事。
この点、「終盤まで僅差に持ち込めば逆転は十分可能」と踏んで中盤以降も惜しみなく良い投手を投入した相手監督の狙いは当たっていたかと思えます。
はっきり言って、ヘロニモ・フランスアがあっさりと追いつかれた時点でサヨナラ負けは確定だったかと思われましたが…。
最終的には野間峻祥の意外過ぎる長打と、相手バッテリーの自滅で勝ち越して勝利という形にはなりましたが、最後まで締まりのない展開のまま勝ってしまったという印象も拭えません。
しかし、よくよく考えると私にとって読売戦で最高の勝ち方と言えば「相手のエラーで勝つ」というのがあるのでそういう意味では最後の最後で最良の勝ち方が出来てような気もします。
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私事ですが、今日の試合が今季最後の球場観戦。
そして同時に、マツダスタジアム開場以来、11年間に渡って着続けて来たこの赤松真人のユニフォームも今日で本人より一足先に「引退」。
北は北海道から南は福岡まで色んな場所でカープを応援してきたこのユニフォーム。
最後の試合に勝利を飾れて、これに勝る喜びはありません。
また、球場で逢いましょう!!
2019年観戦成績
20戦13勝6敗1分