3回戦(カープ1勝2敗)
勝利投手 中川1勝
敗戦投手 中崎1敗
セーブ投手 クック1勝
(C)-
(G)ゲレーロ1号②
打点
(C)鈴木②
(G)ゲレーロ②丸①吉川尚②坂本①
投手
※数字は失点
(C)九里③-ヘルウェグ-レグナルト-フランスア-中崎③-菊池保
(G)畠②-戸根-吉川光-桜井①-中川-クック
先発、九里は初回以外、不安定な投球に終始し5回3失点。
打線は初回に先制するも繋がりに欠け3得点に留まる。
2度追いつく展開も9回に安部と會澤のエラーで勝ち越され2連敗で6年ぶりの開幕カード負け越し。
8回に長野が「全12球団から安打」を達成
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大瀬良大地の奮闘で相手エースに投げ勝った開幕戦は3連覇した過去3シーズンを振り返っても最高の開幕戦と呼べるものでしたが、一転して昨日今日と惨敗を喫して開幕カード全体で見れば実に2013年シーズン以来の負け越しと最悪のスタートとなってしまいました。
おまけに昨年ホームでの読売との対戦での負け数(2)が早くも並んでしまった形。
もっとも、この点に関しては昨年のこのカードがあまりに気味が悪いぐらいに出来過ぎでしたから余計に悪目立ちするだけなのでしょうけれど…。
オープン戦でほとんどいいところが見当たらないにも関わらず「他に投げる投手がいないから」で開幕3戦目から先発となった九里亜連はやはりというべきか先制直後に被弾し追いついてもらった直後に投手に四球を与えて勝ち越されるという相変わらずの集中力のなさで5回7安打3失点と試合を作りきれませんでした。
何とも残念ではありますが、オープン戦での冴えない投球を鑑みれば試合を壊さなかっただけマシでもあります。
となると、やはり問題なのは昨日同様に野手でしょうか。
今日は開幕戦2戦目と打撃が好調だった野間峻祥を3番に抜擢し、不振の松山竜平をバティスタと代えて坂倉将吾を起用するなど打順を変更。
野間は2安打と相変わらずの好調ぶりを見せ鈴木誠也が2打点を見せましたが、結果的に不振の菊池涼介が相変わらず打線を分断している形が響いてしまいました。
また下位打線は今日はまったくお話にならない出来で先発もリリーフも安定しているとは言い難い相手チームのブルペンにひたすら自信を与える事に終始してしまいました。
しかし、何よりも酷いのは昨年、今季は開幕2戦目で早々に黒星がついた中崎翔太の3失点被安打2にも関わらず自責点が「0」という異常な今日の成績が示す9回の守備。
安部友裕と會澤翼のとんでもない連続エラーに長野久義の送球エラーとなんと3失策。
こういう場面でそつなく守れる事こそが、投手陣が頼りなかったにも関わらず優勝できた所以だった筈ですが、今季は所詮からそれをドブに投げ捨てるような無様な姿を見せるとは残念な限りです。
あれだけ良い形で初戦と取って置きながら一気呵成に決められず逆に早々とやりこめられた以上は、やはり今季は苦しい戦いが続く不吉な予感すら漂ってしまいます。