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カープと趣味の日記

7/9(火) ●「終わる物語へ」(カープ2019)

中日ドラゴンズ6-3広島東洋カープ

13回戦(カープ8勝5敗)

ナゴヤドーム

 

勝利投手 三ツ間1勝

敗戦投手 山口1勝2敗

セーブ投手 R・マルティネス3敗5セーブ

 

本塁打

(C)-

(D)-

 

打点

(C)會澤①鈴木①松山①

(D)大島②ビシエド①高橋①石橋②

 

投手

※数字は失点

(C)山口③-遠藤③-菊池保-フランスア

(D)清水③-藤嶋-三ツ間-岡田-福-R・マルティネス

 

先発、山口は1回3失点で降板し2番手遠藤もプロ初失点含めて3失点。

打線は、先発野手全員安打も残塁の山で3得点に留まる。

攻守ともに力の差を見せつけられる完敗で8年ぶりの10連敗。

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「先発がマウンドを降りたらファンは試合の視聴をすぐに止めるべき」と言った先週。

その舌の根も乾かないうちにこんな事を書くのも大変申し訳ないのですが、初回に山口翔がいきなり3失点を喫した事を知って今日の試合だけはどうしても最後まで見なければならないと思っていました。

何故か?

8年ぶりの10連敗は勿論ですが、オールスター戦前後でシーズン負け越し4は、優勝の可能性が完全に消えるボーダーラインと言って良いからです。

理論上、負け越し4となると2勝1敗ペースを半月続けてようやく5割に復せるかどうかと言ったところ。

仮にこれからそれをいきなり実現出来たとしてもその頃には既に8月。

そこから9月末までに優勝に必要であろう貯金20以上となると少しの算数の計算が出来ればおよそ非現実的な数字だというのはわかりきった事。

ましてや、今のカープは出場している選手全員がその辺の高校生が投げたバレーボールにすらバットを当てるのが困難に思えるほどの致命的な不振なのですから。

勿論、「4月も巻き返せたのだからまだまだこれから」と根拠のない無邪気な希望を抱くのは悪い事ではありませんが、もはや現実から目をそらしているだけの考えることを止めた無責任な空想の世界に浸るのは私の良しとするところではありません。

 

だからもう、この栄光の物語は終わりなのです。

 

思えば、2015年オフに前田健太が移籍した後を受けた2016年のカープはほとんどの評論家から最下位を予想されるという悲壮な気分での開幕でしたが、そこからあれよあれよと勝ち進み最終的には望外とも言える四半世紀ぶりの優勝。

そして、そこから始まった3年間は全てのカープファンにとって夢のような時間でした。

私自身、その夢のような時間の中で四半世紀ぶりの優勝と球団史上初の3連覇という栄光の瞬間を球場で見ることが出来て本当に嬉しかったし、本当に幸せでした。

 

だからこそ、その栄光が終焉する今日の試合は最後まで見届けなければならなかったのです。

 

試合自体はほとんどいいところなく今日も惨敗でしたから、「魅力がない」と言い切った投手をその舌の根も乾かないうちに先発マウンドへ送り出した指揮官の羞恥を始め、疑問や文句は山ほどあります。

しかし、まず今日のところは過ぎ去った栄光の3年に敬意を表したい気持ちが勝ります。

 

本当にこの3年間ありがとう広島カープ

 

…何だか、こんな事を書くと次に「ファンを辞めます」なんて言い出すのかと思えるでしょうが、そんな事はありません。

これからも私は死ぬまでカープファンであり続けたいと思います。

まずはこれが一区切りという事です。

 

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