24回戦(カープ13勝11敗)
東京ドーム
勝利投手 山口14勝4敗
敗戦投手 九里8勝8敗
(C)-
(G)-
打点
(C)松山①
(G)岡本①小林①阿部①田中俊①
投手
※数字は失点
(C)九里③-塹江-遠藤②-中田-今村
(G)山口①-中川
先発、九里は安定を欠いて4回3失点で降板し3番手遠藤も2失点。
打線は松山の適時打で1点を返すのみで散発4安打の沈黙。
攻守で力の差を見せつけられる惨敗でカード初戦を落とす。
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残り2試合となった首位チームとの対戦カード。
相手チームの優勝マジックは「7」。
これは即ち、私達のカープが3年に渡って守り続けた「ディフェンディングチャンピオン」の名を名乗れる日々も残りあと僅かという事でもあります。
大変寂しい事です。
しかし、その残り少ない日々を惨敗でわざわざ短くしてしまった事はもっと寂しい事かと思えます。
ここまで苦しい先発事情を支えたばかりでなくキャリア初の二桁勝利まであと少しだった九里亜蓮でしたが、今日は制球が定まらない不安定な投球で早々に3失点。
残念ながらその望みは今日をもって事実上絶たれました。
もっとも、九里が前回同様の好投を見せたところで勝ち星を挙げられたかは疑問符がつきます。
何故なら、前回のカードから続く打線の低迷ぶりに歯止めが掛からないからです。
相手が今季リーグトップクラスの好成績を誇る山口俊が相手とはいえ3回終わって無安打で最終的には散発4安打の体たらく。
改めて「逆転のカープ」なる言葉は完全なる死語となってしまった事を実感します。
「残り少ない日々」
それはかつて精強を誇ったチームが衰えて力尽きる様を見つめるという事でもありますが…せめてどこかで意地は見せて欲しいものでもあります。
まあ、今のモチベーションが完全に消えたチームからしたら贅沢な願いでしょうが。