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カープと趣味の日記

09/21(月)●「最低限の役割すら…」(カープ2020)

読売ジャイアンツ10-3広島東洋カープ

13回戦(カープ5勝7敗1分)

東京ドーム

 

勝利投手 鍵谷3勝1敗

敗戦投手 九里4勝5敗

 

本塁打

(C)田中広5号②

(G)松原2号①中島7号①

 

打点

(C)田中広②長野①

(G)岡本②松原①丸①中島①吉川①坂本③田中俊①

 

投手

※数字は自責点

(C)九里⑤-中村恭-今村-菊池保-島内-ケムナ

(G)直江②-大江-鍵谷-高梨-大竹-宮國-堀岡①

 

先発、九里は初回から失点を重ねて4回5失点でノックアウトされリリーフ陣も打ち込まれる。

打線は初回に田中広輔の2ランで先制も以降は相手継投に抑え込まれて3得点のみ。

19安打10失点で投手陣が連夜の崩壊を見せる惨敗で2連敗。

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ここ3試合でQSを記録した他、2連勝と崩壊した先発ローテーションにあって、森下暢仁に次ぐ安定感を見せていた九里亜連でしたが今日は大変残念な結果に終わりました。

初回から2点の援護を貰ったにも関わらず失点を重ねて一度も0に抑える事なく降板という失態。

元々、スタミナも集中力も持続しない気まぐれな投手ですからある程度予想はしていましたが、先発というよりオープナーとしての投球を期待されている相手先発の直江大輔に足元にも及ばない内容と結果には暗澹とします。

その九里が降板した後には今日から今さら一軍復帰した中村恭平今村猛が何の魅力も説得力も感じない投球に終始して試合を完全に終わらせてしまいました。

特に1死しか取れず5安打3失点の今村に至ってはもはやプロ野球選手としてのキャリアの完全な終わりすら連想するぐらいの酷さ。

こういう負けが混んでいる状況で二言目には「若手を使え」という無責任な主張に与したいとは思いませんが正直、いくら実績があったとしてもこの二人はここで一軍に上げる必要があったのか甚だ疑問です。

 

打線は、初回に田中広輔の2ランで先制するという幸先の良い攻撃を見せましたが、結局のところ、見せ場はここだけ。

上記のオープナーである直江に試合を作らせたうえにその後の細かい継投の前に完全に沈黙するという相手の監督が思う通りの試合運びに貢献しただけでした。

とにかく相手の細かく繋ぎに繋いで悉くチャンスを物にしている相手に比べると、最低限の役割すら出来ない選手が多すぎるのです。

特に5回表の満塁の好機で無様に空振り三振を喫した長野久義鈴木誠也などに比べれば相手の下位打線の方がまだ自身の役割を理解して冷静に打席に立てているとすら思えます。

最下位がほぼ確定しているチームと優勝目前のチームと、これだけ差が開いた状況で今さらこんな事を言っても仕方ありませんが、やはりこれが埋めがたい両チームの実力の差という事なのでしょう。