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カープと趣味の日記

10/14(水)●「再び『宴の後』」(カープ2020)

読売ジャイアンツ6-1広島東洋カープ

20回戦(カープ7勝12敗1分)

東京ドーム

 

勝利投手 高橋1勝

敗戦投手 遠藤3勝5敗

 

本塁打

(C)會澤7号①

(G)-

 

打点

(C)會澤①

(G)坂本①高橋優①大城②丸②

 

投手

※数字は自責点

(C)遠藤④-中村恭-菊池保①-高橋樹

(G)高橋優①-鍵谷-高梨-田中豊-デラロサ

 

先発、遠藤は序盤に2失点を喫すると6回表にも崩れて6回4失点で試合を作れず。

打線は會澤の本塁打による1得点のみで散発3安打の拙攻。

中盤以降で投手力の差を見せつけられる惨敗で6年ぶりの同カード負け越しが確定。

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九里亜蓮の奮闘によりどうやっても今季勝つことが不可能に見えた菅野智之から大金星を挙げる事となった昨日とは一転して今日は再び「宴の後」よろしく現実に引き戻される結果と内容になりました。

先発の遠藤淳志は初回に先制を許し會澤翼の同点弾の直後に投手から長打を浴びて勝ち越されるという失態を演じたものの5回終わった時点で2失点と球数も多少は余裕がありました。

また、ご存知の通りリリーフ陣は完全に疲れ切った状態で少しでも負荷を軽くしたチーム状況。

従って、6回の遠藤続投は決して采配ミスとは言い難かったのですが…見事に裏目に出てしまいました。

というのも、続投した遠藤自体も長いシーズンでローテーションを何とか守り続けているものの、前回久しぶりの勝ち星とお立ち台にも関わらずまるで瞳から光が消えたかのような疲れ切った表情を見せていた事からも分かる通り、これまたボロボロの状態の投手。

疲れ切ったブルペンの為に続投させざるを得ないのがボロボロの先発投手というお寒い現実で、相手投手陣とは質も層も遥かに上である現実を改めて見せつけただけでした。

そもそも大差で登板した田中豊樹ですら、こちらではいわゆる「勝ちパターン」と呼ばれているケムナ誠と防御率は大差が無いわけですし…。

 

昨日、左打者を並べて相手のミスに乗じて何とか4得点を挙げた打線は、今日は右打者を並べたものの今季初先発の高橋優貴にまったく歯が立たず僅か3安打の拙攻。

昨日の菅野攻略で燃え尽きた訳ではありませんが、好調を持続できるほどの集中力がないというだけの事でしょう。

というより1番から5番まで無安打ではまったく打線と呼べる代物ですらありません。

特に昨日に続いて無安打の鈴木誠也に至っては活躍以前に試合に参加するという気概すら感じられず心底ガッカリさせられます。

 

それにしても、こういう質の低い結果と内容の試合で5年に渡って続いてきた読売戦の年間勝ち越し記録が途切れるというのも象徴的です。

改めてほんの2年ほど前にリーグ3連覇を果たしたチームは遠いどこかに消え去ってしまったという「宴の後」の寂寥感を感じます。

と同時にこの惨禍をもたらした「犯人探し」への意欲もまた湧き上がって来た次第です。