18回戦(カープ6勝10敗2分)
勝利投手 床田2勝6敗
敗戦投手 井納6勝5敗
(C)田中広6号②
(De)佐野13号①
打点
(C)ピレラ①田中広②松山①大盛①
(De)佐野①ソト②
投手
※数字は自責点
(C)床田①-塹江-フランスア②
(De)井納⑤-平田-三上-パットン
先発床田は再三のピンチを凌ぎきり7回1失点の好投。
打線は、序盤にピレラの適時打などで3得点を挙げると6回裏も加点。
最終回にフランスアが2失点を喫するも逃げ切りに成功し連敗を4で止める。
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コロナウイルス感染防止の為の制限が解除され今季初めて定員の半分の観客を入れる事となったマツダスタジアム。
しかし、その矢先にウエスタン・リーグで対戦しているタイガースやバファローズの選手やスタッフからコロナウイルス陽性者が相次いで判明するというニュースが影を落としました。
両チームとも厳格に選手たちに外食の制限を設けていたとの事ですから、その範囲内でこういう事態が起きた以上は、大変不幸な事故としか言いようがありません。
とにかく改めて無事にシーズンを終了出来る事を祈るのみです。
試合は、防御率6点台という悲惨極まりない床田寛樹と、今季の勝ち星の半分をカープから奪取している井納翔一という先発の組み合わせを見た時点で勝負は決まったようなものに見えましたが、意外にも床田の好投がそうはさせませんでした。
被安打8と打たれまくりながらも何とか耐えて、9奪三振に7回1失点と、昨年の活躍を僅かながら思い出させる投球。
もっとも、おおよそプロ野球チームの一軍で先発ローテーションを務めているのが悪い冗談にすら見えるぐらいにここまで打たれに打たれまくっていた投手ですからたまにはこんなマグレもあるのだろうぐらいにしか今は思えないのもまた確かです。
それだけの6回終えた時点で球数が100近くになっており追加点の好機で打順が回ってきた床田に代打も送らず犠打を試みさせて失敗し続投させあわや逆転という危機のまで陥らせた信じがたいほど消極的かつ無神経で怠惰なベンチの采配には慄然としました。
これに比べれば最終回のヘロニモ・フランスアの不安定な投球など取るに足らない事象です。
上記の通り防御率6点台でまともに5回すら持たない投手が何とか6回まで耐えたにも関わらず、それを意図的に台無しにするかのようなこの振る舞いは言語道断で「床田を信じた結果」などという頭の悪い妄想など、愚にもつかない言い訳にすらならないでしょう。
監督や投手コーチは、苦手投手からどうにか5点を奪取した野手陣から試合が終わった後のロッカーで2、3発張り倒されるべきとすら思えます。