20回戦(カープ6勝11敗3分)
勝利投手 西勇9勝4敗
敗戦投手 野村6勝3敗
(C)-
(T)北条2号②サンズ19号①ボーア16号①
打点
(C)上本①
(T)北條②糸井②サンズ②ボーア①西勇①大山①
投手
※数字は自責点
(C)野村⑧-一岡①-藤井黎-中村恭-菊池保
(T)西勇①-伊藤
先発、野村は初回に先制弾を浴びると6回は1死も取れず8失点でKO。
打線は西勇輝の前に前回対戦に続いてまったく歯が立たず1得点。
攻守ともに圧倒され連勝が「4」で止まり、2年連続でタイガース戦のシーズン負け越しが確定
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全国的に秋を通り越したような冷え込んだ今日の試合で、カープにはそれに負けないぐらいの寒い試合に終始。
球場で観戦しているファンがあまりの寒さに凍えてしまわないか心配になってくるぐらいでした。
前回対戦であっさり完封を喫した西勇輝に今日も先発全員が三振を喫し、合計で12三振を奪われるなど打線はまったく歯が立ちませんでした。
お情けで8回裏に1得点を恵んで貰えたのも、あまりに相手の弱さについつい気が緩んでしまったのではと思えるぐらいに大人と子供同然の対戦。
今更ながらも今季初の4連勝の勢いもまったく無意味でした。
西勇輝自体は特にカープ戦だけに強い投手ではないですが、これだけ一方的にやられている様をみると例えあと何回対戦しようがこの投手にはカープはもはや永遠に勝てないのは明白でしょう。
はっきり言って、彼が先発で投げる試合については今後も諦めるしかありません。
なにしろ、やり返す気力すら野手の誰からもまったく感じられないのですから。
先発の野村祐輔はここ最近と同様に5回まで何とか投げ抜けても6イニングに入ると途端に電池が切れたように打ち込まれる持久力と忍耐力の無さを今日も発揮しました。
ここ5試合でいずれも1安打と打撃が低迷していたジェリー・サンズとジャスティン・ボーアに連続本塁打を浴びるという失態を犯したうえに最後は投手の西勇輝に適時打を打たれて1死も取れずにノックアウトという無様極まりない内容と結末。
元々QSを達成するのが精一杯程度の実力しかない投手でしたが、ここ1ヶ月以上に渡ってそれすら一度も達成できない体たらくです。
こういう事はあまり書きたくないですが…こんな試合をまともに作る気があるのかどうかすら疑わしいだけでなく元々成績が低迷していた投手と、FA移籍を盾にされていたとはいえ高額の複数年契約を結んだのは明らかに間違いだったのかもしれません。
寒い試合と共に足元を見られた挙げ句に結んでしまったお寒い契約も見せつけられるとは…何ともファンに容赦がないチームです。