18回戦(カープ9勝7敗2分)
勝利投手 梅野3勝
敗戦投手 中田1敗
(C)鈴木誠21号②
(S)濱田3号①青木18号②
打点
(C)鈴木誠③堂林②坂倉①宇草①
(S)村上③西田①中山①濱田①青木②西浦④
投手
※数字は自責点
(C)床田④-中村恭-中田③-菊池保③-藤井黎-一岡②-ケムナ
(S)歳内③-寺島①-梅野-長谷川-マクガフ②-清水①-石山
先発床田が初回に4失点を喫し4回で降板するとリリーフ陣は6回表に打者一巡の猛攻を浴びて大量失点。
打線は、鈴木誠也の3打点の活躍などで4点差を一時追いつくも及ばず。
投手陣が崩壊し17被安打12失点の大敗で連敗。
宇草がプロ初打点、林がプロ初安打を記録。
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両チーム併せて19得点に31安打が飛び交う凄まじい試合の末に大敗となりました。
「ノーガードの殴り合い」と言えば格好がつくかもしれませんが、両チームの悲惨極まりない防御率を見るとむしろまったく締まりのないダラダラした試合と呼ぶほうが相応しいでしょう。
先発の床田寛樹はここ2試合でQSを記録していたもののさすがに好調を持続する力はなかったようで初回に4失点を喫するとその後も安定感の欠片もない適当な投球で4回で降板。
せっかく打線が4点差を追いついた直後の盛り上がりをたったの数分で雲散霧消させた中田廉と菊池保則の酷いとしか言いようがありません。
特に菊池保則は田中広輔の酷いエラーが直前にあったとはいえ、前回対戦で大量リードであったにも関わらず死球により負傷退場させた青木宣親に見事に復讐されるというおまけ付きで無様の一言。
とはいえ、これだけの過密日程で先発がまったく試合を作れない状況が続いている以上はリリーフ陣は全体的に疲労困憊なのは明らかですし、そうである以上はこういう試合が中盤辺りで完全に壊れてしまうのも必然かと思えます。
昨日のプロ初登板から2試合連続で無失点の藤井黎來のような面白い存在も無いことは無いですがこの惨めな状況を劇的に変えられる要素にはなりえないでしょう。
そうなると、既に凄まじい数字を叩き出しているこのチームの防御率がシーズン終わった後にどんな事になるのか大変興味深いというものです。
一方、打線はここ数試合で調子が上がってきた鈴木誠也と堂林翔太が猛打賞を記録し一時は4点差を追いつくなどそれなりに見せ場は作れました。
まあ、それでも今度は松山竜平が2試合連続で無安打になる辺りはよく出来たものではありますが…。
堂林はこの試合2打点で2012年に記録したシーズン自己最多記録を8年ぶりに更新。
それでも47打点と長らく大きな期待を浴びてきた人気選手としては正直物足りませんが…恐らく多くの在広メディアでは明日この事が取り上げられる事でしょう。
コロナウイルス感染防止措置の為の入場制限関わりなく場内に空席が目立つなどファンも観戦へのモチベーションを失いつつある状況で良い客寄せかと思います。
