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カープと趣味の日記

10/23(金) ●「『2線級』の頑張りも…」(カープ2020)

横浜DeNAベイスターズ2-0広島東洋カープ

22回戦(カープ7勝13敗2分)

横浜スタジアム

 

勝利投手 京山2勝1敗

敗戦投手 床田3勝8敗

セーブ投手 三嶋1勝1敗16セーブ

 

本塁打

(C)-

(De)-

 

打点

(C)-

(De)梶谷①神里①

 

投手

※数字は自責点

(C)床田②-菊池保-島内

(De)京山-パットン-石田-三嶋

 

先発床田は中盤に崩れるも6回2失点で試合を作りリリーフ陣も無得点。

打線は、5回途中までノーヒットで散発3安打の拙攻。

守備でも3失策と精彩を欠き今週2度目の完封負け。

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まともな投手がほとんどいないという認識が内外に定着して久しいカープの投手陣。

その先発ローテーションを務める投手の中で、野村祐輔の故障離脱により先発を務めた薮田和樹を除けば最も質の低い投手は誰かと問われれば、今日の先発の床田寛樹の名前を挙げる事に異論はほとんどないかと思われます。

長く辛いリハビリを乗り越えて先発ローテーションとして活躍した昨年は大きな飛躍を期待させたものでしたが、それも今となっては過去の話。

今季は防御率5点台にWHIP1.70台と壊滅的な数字に勝ち星の倍以上に積み上がった黒星が昨年の活躍は残念ながらたんなるまぐれに過ぎなかった事を証明しています。

はっきり言ってこのような投手にわざわざ先発を任せる価値などどこにもないに等しいと思われましたが…今日は意外にもQSとここ1ヶ月ではもっともまともな投球。

中盤に自らのエラーなどで失点したのはご愛嬌ですが、それでも一時無死満塁のピンチでリーグ屈指とも呼べる強力極まりないベイスターズ打線相手に2失点で済んだのは特筆に値するでしょう。

また、床田降板以降の3イニングを引き継いだ菊池保則と、島内颯太朗も床田同様にいずれも低レベルな投手陣にあって今季は壊滅的な防御率を誇る特に質の低い「試合をぶち壊す係」に過ぎない投手たちですが、二人合わせて被安打1無失点とこれまた意外な活躍。

打たれる為に登板しているに等しく、軽く10失点以上は喫しそうなこういう2線級投手だけ並べても僅か2失点で済んでいるのですから、これも勝敗など関係なくプレッシャーの欠片もない消化試合らしい光景と呼ぶべきかもしれません。

勿論、彼らの能力を考えればこんな事ぐらいで来季に期待なんて口が裂けても言えませんが…。

 

今季、これだけボロボロでプロ野球の体をなしていない投手陣はこれでなんと今週の試合はすべて先発がQSとなりました。

しかし、それでも勝率が5分なのはやる気の欠片もない打線によるものなのは言うまでもありません。

今日はさほど今季好調とはお世辞にも言えず前回登板でもわずか2回で降板した京山将弥相手に5回途中までノーヒット…しかも初安打は床田のまぐれ当たりという体たらく。

昨日、宇草孔基の故障を経て一軍に上がったばかりの野間峻祥のような「くたびれた中堅選手」を平気でスタメン起用しているのですからこの結果もやむを得ない事かもしれませんが…目標を失って惰性でやっているだけ姿を見せられるのは勘弁して欲しいものです。