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カープと趣味の日記

06/22(火)●「若手が数字上は活躍して良かった。で、それ以外は?」(カープ2021)

広島東洋カープ6-1東京ヤクルトスワローズ

8回戦(カープ1勝5敗2分)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 田口4勝4敗

敗戦投手 大瀬良2勝3敗

セーブ投手 勝敗セーブ

 

本塁打

(C)-

(S)-

 

打点

(C)西川①

(S)元山①田口①塩見①青木①村上①

 

投手

※数字は自責点

(C)大瀬良③-高橋樹-島内-バード

(S)田口①-坂本-星

 

先発大瀬良は2回表に崩れ4失点を喫すると5回以降も失点を重ねて6回6失点。

打線は11安打を集めるも7回裏に西川の犠飛による1得点のみの拙攻。

先発が試合を作れず打線も繋がらない惨敗で2連敗。

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6/20をもって緊急事態宣言が解除された本拠地広島で初の試合。

マツダスタジアムでも制限付きながらも酒類の販売が可能となったのですが、非常に盛り下がる結果と内容になってしまいました。

 

打線は4番を務めていた鈴木誠也が欠場。

元々、今季は調子の上がらない状況が続いたうえにコロナ陽性と判定された影響もありまったく弱々しい姿ばかりが目立ちましたが、やはり試合に出られるようなコンディションではなかったという事なのでしょう。

その為、今日はここ1か月に渡り好調を維持し続けている林晃汰がプロ入り3年目の若干20歳にして4番を務める事となりました。

その林を挟んでクリーンナップを形成した小園海斗、坂倉将吾はいずれも高卒プロ入り5年目の若手が並び、とかく低迷するチームのファンにはつきものの「もっと若手を使え」を図らずも実現した形。

更に今日の試合ではその3人合わせてチーム全体の11安打の半分を稼ぐ6安打の活躍で未来の主軸たちの姿を喜んだファンも少なくなかったかもしれません。

 

それがちゃんと得点に繋がれば…。

西川龍馬を除いて先発野手全員安打を放っておきながら得点は僅かに「1」。

しかもそれをもたらしたのが西川の犠飛というまるで芸術作品のような見事なド拙攻。

長打を放ったのは菊池涼介の2塁打のみのうえ、得点圏では三振と凡打の山を築く「こけおどし打線」ぶりは打線の中軸を若手に担わせてもたいして変わりませんでした。

もっとも、その打線が多少繋がったとしても今日の勝利は難しかったかもしれません。

先発の大瀬良大地は2回表にあっさり崩れて4失点を喫してリーグ再開後に先発がしっかり試合を作った事でカード勝ち越しを決めていたチームの良い流れをあっさりと

週明けからぶち壊してくれたからです。

直前に林のエラーがあったとはいえ、あっさり先制打を許したうえに自らの幼稚なエラーで更に失点を重ねた以上は弁解の余地はないかと思います。

それだけに今日の大瀬良には心底ガッカリさせられました。

 

先発は味方のエラーをカバー出来ない。

打線は塁上に走者が出た瞬間に委縮する。

またしてもスクイズを…しかも、2ストライクから投手に易々と決められる。

結局のところ、個々の選手が点でバラバラのチームワークの欠片もない身勝手極まり集団に過ぎないという事です。

だからこそ今日のように若手が数字上は活躍したけれど何も残らなかった試合となったのではないでしょうか?

そういうところが開幕前の下馬評の低さを覆して2位に躍進している相手チームとの決定的な差なのだと思います。