吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

06/23(水)●「酷な事」(カープ2021)

広島東洋カープ5-8東京ヤクルトスワローズ

9回戦(カープ1勝6敗2分)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 大西2勝

敗戦投手 九里5勝5敗

セーブ投手 マクガフ2勝1敗14セーブ

 

本塁打

(C)-

(S)オスナ5号③

 

打点

(C)小園①宇草①坂倉②野間①

(S)青木①村上①オスナ③塩見①山田①元山①

 

投手

※数字は自責点

(C)九里⑤-コルニエル-菊池保-高橋樹-森浦-島内

(S)サイスニード④-大西-梅野-今野-清水-マクガフ

 

先発、九里は3回表に3ランを浴びて4失点するなど4回7失点の乱調。

打線は 坂倉の適時打などで4回裏までに5得点も以降は繋がらず無得点。

中盤以降の好機を活かせずリリーフ陣も追加点を許し惨敗で3連敗。

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スコアを一見すると追い上げムードの中で逃げ切られた試合に見えますが、実際のところは先発が3回表で試合を壊した時点で事実上終了していたも、同然だったかと思います。

それは7回以降を見れば一目瞭然でしょう。

3イニングでチャンスらしいチャンスといえば8回裏に宇草孔基の二塁打が出た場面ぐらいのもので以降は無風も同然でした。

この辺りはさすがにリーグ2位を走るチームらしく他チームに比して突出した投手はいないものの、3点差程度なら簡単に抑えられるリリーフをしっかり整備出来ているという事。

どこぞの一握りの投手頼みで9回2死から7点も取られるような無様なチームとは訳が違うのでしょう。

 

初回からまったくいいところなく主軸投手とは思えない酷い投球で昨日の大瀬良大地に続いて試合をぶち壊した九里亜蓮ですが、やはりコロナ陽性反応の影響は甚大だったという事でしょう。

5月19日には完投勝利を挙げ勝利数がリーグ最多になるなどキャリアハイとも呼べる絶好調から一転、隔離と調整を経た前回の復帰戦は5回3失点とやはり主軸としては物足りない結果でしたが、今日に至っては今季最悪の投球でまるで別人のよう。

コロナ陽性という思わぬ不幸によりシーズン途中で離脱を余儀なくされたばかりかまともに練習が出来ないという状況は肉体的にも精神的にも大きなものだったと改めて分かります。

残念ですが、今の状況を見る限りだと今季に一か月前のような輝きを取り戻すのは難しいように見えます。

多くを期待するのは酷というものでしょう。

 

昨日、11安打で1得点と芸術的な拙攻を見せた打線。

コロナウイルスワクチンの副反応により鈴木誠也が登録抹消され、今日も小園海斗、林晃汰、坂倉将吾の若きクリーンナップで挑みましたが…。

今日は坂倉が2打点3安打、小園も1打点2安打の活躍を見せるなどした事もあり、打線全体でも幾分まともな結果を見せてくれた一方で4番に座った林は先発野手で唯一の無安打に終わるなど完全にブレーキ。

もっともこればかりは仕方ない事でしょう。

かつて鈴木誠也も5番以降の打順で年間通して結果を出して満を持して4番デビューを飾った事から分かる通り活躍し始めて1か月程度の林に多くを望むのはこれまた酷というものです。

難しいかもしれませんが、今はチーム全体を引っ張るなどという事は考えずに今は自分の事だけを考えて試合に臨んで欲しいと思います。

なぜなら、もはやこのチームには多少の勝ち負けなどどうでもいい段階にとっくの昔に入っているのですから…。