07/01(木) ●「飛躍の機会を失って」(カープ2021)
14回戦(カープ6勝7敗1分)
東京ドーム
勝利投手 戸根2勝1セーブ
敗戦投手 高橋昴2勝4敗
セーブ投手 直江1セーブ
(C)西川7号①鈴木誠也11号②
(G)松原8号②ウィーラー8号②坂本10号①
打点
(C)小園①西川①鈴木誠②
(G)松原④北村①廣岡②ウィーラー②坂本①
投手
※数字は自責点
(C)高橋昴⑥-島内②-高橋樹②-森浦-塹江
(G)菅野④-戸根-大江-田中豊-直江
先発、高橋昴也は4点差を守れず3回1/3を6失点でノックアウト。
打線は西川、鈴木誠也の本塁打で3回まで4得点も6回以降は走者すら出せず。
リリーフ陣も打ち込まれて中盤以降は一方的な展開で惨敗し、自力優勝が消滅。
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これだけ低迷に低迷を重ねて無様に負けるためだけに試合を重ねているに過ぎないチームですから、今更自力優勝の可能性が消滅したところで気にするファンなど皆無でしょう。
そもそも、単純に消化試合数が少なすぎて免除されていたに過ぎませんし、むしろ未だに可能性が残っていたこと自体が個人的には驚きです。
今季不振が続き、故障から復帰登板とはいえ好投手菅野智之相手に初回から先制点を奪ったばかりか久しぶりの西川龍馬と鈴木誠也のアベック弾で3回までに4得点を挙げるという理想的な展開でしたが…。
一昨日の大瀬良大地と同様に先発の高橋昴也が4回もたずに試合をぶち壊してしまいました。
その時も同じことを書きましたが、ただでさえまともな投手が少ないうえに2軍も絶賛9連敗中で上げられる投手すらいないチーム状況でこれだけ早い段階で先発が試合を壊してしまった以上はこの時点で試合は事実上終了していたというと言っていいでしょう。
高橋昴也と言えばトミージョン手術から復帰した今季は3年ぶりの勝利を挙げるなど5月半ばまで安定して試合を作り続けてくれていましたが、コロナウイルス濃厚接触者判定により実戦から遠ざかることを余儀なくされた事で完全に暗転してしまいました。
前回登板こそ何とかQSは達成したものの、やはり立ち直る事すら出来ず…。
こういう実績の薄い投手はある程度勢いだけで勝ち星を重ねて飛躍のきっかけを掴むものなのですが…それを完全にフイにしてしまった形です。
こうなった以上は、もはや彼の事は一旦諦めて別の投手を呼び寄せるのが「普通のチーム」のやる事でしょうが、1軍は勿論、2軍ですらまともな投手がほとんどいないこのチームではそれも叶いません。
こうなると、高橋昴也には次回登板で何とか5イニングもてばいいとしか言いようがないですね。