23回戦(カープ10勝12敗1分)
勝利投手 高橋昴也5勝7敗
敗戦投手 戸郷9勝7敗
(C)-
(G)丸19号①
打点
(C)鈴木誠也①坂倉③西川①林①松山①
(G)丸①
投手
※数字は自責点
(C)高橋昴-ケムナ-高橋樹-島内-コルニエル①
(G)戸郷④-高木-鍵谷①-高梨②-戸根
先発高橋昴也は4被安打3与四球で再三走者を背負い無失点も5回で降板。
打線は初回に鈴木誠也の適時2塁打で先制以降も加点し坂倉の3打点の活躍などで7得点。
6回以降もリリーフ陣が継投で凌いでカード勝ち越しを決めて4連勝。
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10月に入っているにも関わらず半袖の方が過ごしやすいという時候かつ、凄まじいばかりの日差しが外野に降り注ぐマツダスタジアムでの読売との地元最終カードの2戦目。
前回スワローズ戦では散々な結果と内容だった高橋昴也ですが、今日も初回2死から四球がらみで得点圏に走者を背負うという低調な立ち上がりを見せるなど全体通して不安定な投球となりました。
しかし、ここ最近の試合で相手打線の中軸が不振に陥っていた事もあって何とか切り抜けて5回無失点。
この時点で球数が100を超えてしまったので2試合連続でQSを逃し内容的に考えれば微妙極まりないものでしたが、今の実力を考えれば好投と言って差し支えないかと思います。
そういえば、今日のJスポーツでの中継の解説はかつて自身と同じ背番号を背負ったOBでありやはりコントロールが悪くやたらと球数が多くなるが最終的には抑えているという投球で有名だった川口和久でしたが…今日の高橋昴也はリスペクトが過ぎたように思えてきます。
不安定ながら何とか無失点投球を続けていた高橋昴也に対して打線は初回に鈴木誠也と坂倉将吾の適時打を皮切りに小刻みに加点をしていく展開で前回と異なり十分な援護点を与える事に成功しました。
最終的には序盤中盤終盤とまんべんなく得点を重ねて高橋昴也が5回で降板し不安定極まりないリリーフ陣が試合を引き継いだ後も容易に相手に試合の流れを明け渡さなかった形です。
もっとも、リリーフ陣の継投が上手くいった最大の理由は岡本和真の「三角ベース」を始めとする相手チームの拙攻にあったとは思えますが…。
打線の中で注目だったのが昨日も殊勲打を放ち再び首位打者候補として名前が挙がってしまった坂倉。
昨日のヒーローインタビューの気弱な受け応えを見る限りでは規定打席到達した時と同様に今日から打率がまた急降下する可能性が高いように見えましたが…今日も2安打3打点の活躍でそうはなりませんでした。
一時は3割を切りかけていた打率もリーグ2位となりトップを走る鈴木誠也の背中も見えてきました。
現状、リーグの首位打者争いは残り試合を考えると鈴木誠也、坂倉に加えてベイスターズの桑原将志、阪神の近本光司の4人にほぼ絞られてはきました。
また、他球団の二人と打順や残り試合数を比較すると鈴木誠也と坂倉がやや有利ではありますが…。
果たしてどうなるのでしょうか?