23回戦(カープ12勝9敗2分け)
勝利投手 ピープルズ3勝4敗
敗戦投手 床田3勝4敗
(C)-
(De)佐野①牧22号①
打点
(C)小園①西川①菊池涼①
(De)知野①佐野②牧②宮崎②戸柱②
投手
※数字は自責点
(C)床田⑦-菊池保②-コルニエル-ケムナ
(De)大貫②-ピープルズ-シャッケルフォード-櫻井-伊勢
先発床田は4回まで無失点も5回に7失点でノックアウト。
打線は3回裏に集中打で3点を先制するもその後は拙攻。
5回から2イニングで9失点を喫する大敗で連勝が6で止まる。
------------------------------------------------
今日の「大本営」こと中国新聞にはカープが残り試合で読売を逆転する条件なる表を載せていましたが、あまりにも非現実的かつご都合主義な内容に吹き出してしまったのは私だけではないでしょう。
また、「今日勝てば今季初の7連勝」と言っても3シーズン連続のBクラスが事実上確定している今となっては今さらな話になるだけでしたが…それにしても久しぶりに悲惨極まりない惨敗となってしまいました。
まあ、今さら上位チームが熾烈な優勝争いをしている最中に火事場泥棒の如く連勝を重ねる程度のチームですから所詮はこの程度という現実を見せてくれたに過ぎません。
試合自体はここまでQSを積み重ね続け後半戦もっとも安定した先発にして2度の6連勝の立役者だった床田寛樹がまずまず安定した立ち上がりを見せて打線も連打で3点を先制と非常に理想的な序盤ではありました。
突然5回表に床田が四球連発と連打を浴びたすえに試合をぶち壊してしまった形ですが、彼で負けたら仕方ないと思うしかないのかもしれません。
残り試合から考えて次回の登板があるのかは微妙なところですが、最終的に相手打者を抑えた形でシーズンを終えてくれることを祈りたいと思います。
一方、二桁安打で3得点という「今季の十八番」をまたまた披露してくれた打線。
宇草孔基と林晃汰が揃って猛打賞を見せてはくれましたが、肝心の鈴木誠也と坂倉将吾が揃って5タコで完全に足を引っ張った形になったのは残念。
昨日までのチーム内の熾烈な首位打者争いは一転して早ければ明日にでも揃って近本光司や桑原将志にぶち抜かれる可能性が出てきました。
チームの順位にしろ個人タイトルにしろ正直、ここまで勢いだけでやってきている部分が多々あるので今日これだけ大きく躓いた以上は立て直すのは難しい気がします。
即ち、誰もタイトルを獲得出来ない可能性が高いのは勿論、チームの順位にしても最も確率が高いのは最下位という現実を私たちファンは改めて見つめなければならないのでしょう。