1回戦(カープ1勝)
勝利投手 床田5勝1敗
敗戦投手 西野6勝2敗
セーブ投手 矢崎3勝8セーブ
(C)-
(M)-
打点
(C)西川②秋山①
(M)山口①ポランコ①
投手
※数字は自責点
(C)床田①-矢崎①
(M)西野③-坂本-岩下
先発床田は安定した投球で今季最長の8回1失点の好投。
打線は3回表に西川と秋山の連続適時打で先制も以降は繋がらず3得点。
最終回に矢崎が1失点も凌いで逃げ切り4連勝を飾る。
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初見参のエスコンフィールドで6年ぶりとなるカード3連勝を飾ったカープは北海道から移動日なしで交流戦で唯一の関東での試合。
たかが貯金1であると共に6チームが団子状態なのであまり意味はないでしょうが…交流戦折り返し何と順位は1位。
にも、関わらずチームがさほど絶好調に見えないのは打率2割を切る低調な打線のせいでしょう。
一方で、その貧弱な打線を支えているのが12球団屈指の高いQS率を交流戦で見せている先発陣。
今日はまさにそんな今季の交流戦での傾向をわかりやすく見せてくれたような試合でした。
左肘炎症から復帰した前回登板時は何とかQSを記録した先発の床田寛樹は、今日は安定した投球を披露。
失点を喫した4回裏以外はピンチらしいピンチもない抜群の安定感で今季最長の8イニングを1失点で投げ抜く素晴らしい結果を見せてくれました。
最後は自身「7年目で初めて実現した」と言わしめた同期入団の矢崎拓也とのリレーで見事に僅差の試合を守り抜いた形です。
本来なら、これだけ先発が試合を作れば安心して試合を見ていられるのですがそうは思わせなかったのは打線が9安打で3得点といつも通りの拙攻を見せつけたからであるのは言うまでもありません。
特に酷かったのが6番に座ったライアン・マクブルームと故障か8番という何とも情けない打順での復帰戦となったマット・デビットソンの両外人。
全くバットに当たる予感すらしない酷い打棒はブレーキを通りこしてもはや打線の「障害物」と呼んでも差し支えないかと思えます。
特にマクブルームはここ5試合で3安打かつ打点0と何のためにスタメン起用しているのかすら分からない状態。
正直、このカード残り2試合で試合を左右するような活躍が出来ないなら来週以降はスタメンで起用する必要など感じられないでしょう。
もっとも、だからといって巷で聞く林晃汰や末包昇大が起用して結果を出すとも考えられませんが…。