22回戦(8勝13敗1分)
勝利投手 島内2勝3敗2セーブ
敗戦投手 加治屋1勝4敗1セーブ
セーブ投手 栗林3勝7敗15セーブ
(C)-
(T)-
打点
(C)野間②小園②マクブルーム①島内①
(T)佐藤輝②小野寺②大山①
投手
※数字は自責点
(C)床田④-矢崎①-島内-栗林
(T)及川-門別③-浜地②-加治屋①
先発床田は初回に連打を浴びて失点すると以降も奮わず5回4失点。
打線は小園の2打点猛打賞の活躍などで繋がり6得点。
8回裏に松山の適時打で勝ち越しそのまま逃げ切り2連勝。
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昨日は地元での阪神の胴上げの可能性が無くなった瞬間に急に打線が繋がり大逆転劇を見せたカープ。
優勝を決めた直後のチームとの対戦と言えば2015年のスワローズ戦を思い出したファンも少なくはないでしょう。
あの時は神宮球場での延長戦の末に優勝を決め、深夜まで及んだ祝勝会にメディアへの対応の後、東京から広島へ長距離移動しただけあって、疲れてベンチで居眠りしている選手すらいたスワローズでしたが…。
結果は、見事な惨敗に終わり、最終戦でプレーオフ出場すら逃す要因となりました。
今日の阪神については移動こそ比較的短距離なのでそこまであの時ほど疲れてはいなかったでしょうが、投手と捕手の起用と言う点では明らかに手を抜いている消化試合モード。
前回の阪神戦では打ち込まれた床田寛樹は、今日も初回からボコボコに打ち込まれる醜態を晒した挙句5回4失点で試合を作る事すらできませんでした。
これで床田は8月半ばにキャリア初の二けた勝利を挙げて一時は最多勝と最優秀防御率の2冠すら狙える位置にいましたが、ここ1ヶ月は安定感に欠け勝ち星は無く防御率もリーグ3位に後退。
何より阪神やベイスターズなどの場合によってはCSで対戦する可能性がある対戦相手に完全に攻略を許し続けている状況でもあり、活躍が全く期待できません。
まあ、こんなチームがCSで阪神と再戦する可能性の方が低いのですから心配する事ではないのでしょうが…。
一方、プロ初マスクにプロ初先発で試合に臨み、以降もプロ初登板投手や明らかにCSで出番が無さそうな投手を、大量に並べて明らかに手を抜いている相手チームの練習相手となった打線は、大量得点こそないもののビハインドを許すたびに食らいついていく事は出来ました。
昨日4安打を放った小園海斗が今日も猛打賞に2打点と活躍を見せるたのを始め、ライアン・マクブルームも復帰後初の猛打賞と全体的には打線は繋がりを見せてました。
もっとも、長打の無さは相変わらずで上記の選手たちの活躍も「何を今さら」感が漂いますが…。
それに加えて、今度は野間峻祥まで故障で試合途中での退場と言う事態。
ここまで比較的安定した活躍を見せていた程度でチームの主役と呼べるほどの選手ではありませんが、故障者続出のチームにとっては大きな穴がまた開いてしまった形です。
勝利したとはあからさまに手を抜いていた相手に大苦戦して実力差を改めて見せつけられただけでなく、またしても主力の故障が出てしまった以上は、残り11試合で4位以下に転落する可能性はますます高まったと言わざるを得ません。