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カープと趣味の日記

03/12(土) ●「『監督の差』という訳ではないけれど…」(カープ2022)

広島東洋カープ1-4北海道日本ハムファイターズ

オープン戦

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 上沢1勝1敗

敗戦投手 森下1敗

セーブ投手 北山1勝1敗

 

本塁打

(C)-

(F)万波5号①

 

打点

(C)松山①

(F)清水①淺間①万波①石川①

 

投手

※数字は自責点

(C)森下②-矢崎-藤井①-田中法①

(F)上沢①-井口-宮西-杉浦-北山

 

先発、森下は3回までパーフェクト投球も5回以降で失点し6回2失点。

打線は3回裏に松山の適時打で先制するも以降は繋がらず11安打で1得点。

試合終盤もリリーフ陣が打ち込まれて失点を重ねて敗戦。

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先週に続いて週末での本拠地開催となったこの試合はオープン戦であるにも関わらず2万人を超える動員を記録しました。

天候の良さや広島県内での蔓延防止解除の影響が大きいでしょうが、同時に旧市民球場時代の2006年にもあった現役時代末期の人気ぶりを思い出すかのような新庄新監督見たさもあったようです。

その新庄監督は今日の試合の指揮は近藤健介に任せると明言した為、異例の「監督から選手への采配委任」に…。

一応、コーチもいるので全て近藤に任せるという事はないでしょうから彼特有のパフォーマンスの一環なのでしょうが…何となく昔、コロコロコミックで連載していた「かっとばせキヨハラくん」で類似のエピソードがあったのを思い出しますね。

 

しかし、その「ビッグボス代理」が指揮(?)するファイターズとの対戦は何と普通に惨敗。

1番~6番には昨年も何度か見た事が面子が並んで結局は何も代わり映えがなくなった打線は11本もの安打を重ねながら松山竜平による適時打のみの得点に終わるという拙攻。

一応、西川龍馬の猛打賞の活躍もありましたが、好機で全く打てず反対に森下暢仁という好投手相手に若手中堅が食らいついて逆転を決めたばかりか終盤も堅実な攻撃で追加点を重ねた相手とは正反対の活力の無さが目立っただけでした。

返す返すも2月の日南から始まったあのキャンプは一体何だったのかと首をかしげたくなってしまうばかりです。

 

森下については逆転を許したとはいえ特に今の段階で言う事はありませんが、その後を引き継いだオープン戦初登板の投手たちも昨日同様に全く見るべきものがなく、スタメン野手、先発ローテーションに加えてブルペンについてもポジション争いの活気の無さを感じざるを得ません。

 

それにしても、就任3年目の監督が指揮するチームが、選手が片手間で采配をやってみたチームに敗れるというのはオープン戦とはいえ何とも恥ずかしい事です。

さすがに「監督の差」とまでは言いませんが、少なくともベンチの決断で劇的に試合が好転するという事も今季はないであろうという事は容易に想像できてしまいます。