04/10(日)○「大記録達成の日の片隅に」(カープ2022)
6回戦(カープ5勝1分)
勝利投手 遠藤 1勝1敗
敗戦投手 ガンケル2敗
セーブ投手 栗林1敗4セーブ
(C)マクブルーム2号①
(T)-
打点
(C)マクブルーム①
(T)-
投手
※数字は自責点
(C)遠藤-塹江-栗林
(T)ガンケル①-湯浅-岩崎
先発、遠藤は初回のピンチを切り抜けると以降は安定して7回2/3を無失点の好投。
打線は2回表にマクブルームの本塁打で先制も以降は3安打と沈黙。
終盤の追撃も無失点継投で切り抜けて今季初の完封勝利で3連勝。
遠藤は2年ぶりの白星。
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恐らく今日はどの試合もロッテマリーンズの佐々木朗希による完全試合達成に全て話題は持っていかれる事になるでしょう。
なにしろプロ野球28年ぶりかつ史上最年少に19奪三振の日本記録まで付いてきている空前絶後の記録なのですから。
もっとも、私たちカープファンにとっては今日の遠藤敦志の好投はそれと同等の輝きに見えた筈です。
先週の柳裕也に続いてジョー・ガンケルと好投手との投げ合いになり援護点がほとんどない状況で見事に7回2/3を投げ切ったのですから。
遅れて入国した新外国人であるドリュー・アンダーソンが来日初登板となった2軍戦で好投を見せた事もあって、今後の内容次第では先発ローテーションから外される可能性もあったなかでの素晴らしい好投で2年ぶりの白星を掴んだ姿は称賛に値します。
8回に入っても投球数は100に到達せず正直、打線の援護がもっとあれば昨日の森下暢仁同様に完投を狙う事も可能だったかと思えます。
それだけに彼の代え時は先週の大瀬良大地や今週の九里亜蓮のケースと異なりベンチは続投でも継投でも正解とも間違いとも言えない非常に難しい判断となりましたが…。
結果的に今季は安定しているリリーフ陣に任せるという選択が良い結果を生んだのは何よりです。
ここはベンチの判断もまた今日に関しては称賛されるべきでしょう。
継投といえば先週はセーブ機会での登板で逆転サヨナラ負けを喫した栗林良吏はピンチを招きながら無失点で抑えて、今週登板した試合は全て無失点。
安定感という点ではまだまだ異論はあるでしょうが、彼のような役目の投手に関していえば最終的には「勝てば良かろう」になる訳ですからあまり意味がある議論とは思えません。
やはりこれからも彼は信頼されるべき投手です。
まあ、私は怖くて最終回の攻防は今見ているのですが…。