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カープと趣味の日記

09/12(土)●「抜ける櫛の歯」(カープ2020)

阪神タイガース3-1広島東洋カープ

16回戦(カープ5勝9敗2)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 秋山5勝1敗

敗戦投手 遠藤2勝3敗

セーブ投手 スアレス1勝15セーブ

 

本塁打

(C)-

(T)大山18号③

 

打点

(C)菊池涼①

(T)大山③

 

投手

※数字は自責点

(C)遠藤③-中田-菊池保-島内-塹江

(T)秋山①-ガンケル-スアレス

 

先発、遠藤は初回に3ランを浴び5回途中で降板も、リリーフ陣は無失点。

打線は、前日に続く貧打で8回裏の1得点のみに留まる。

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昨日の床田寛樹と異なり今日の先発の遠藤淳志は今季、水準以上の活躍を見せている投手。

しかし、結果的には昨日と似たようなスコアと内容という低調極まりない結果に終わりました。

遠藤はいきなり3ランを浴びてこれで3試合連続で初回での失点で、相変わらず試合の入り方に課題を残したものの以降は徐々に調子を上げていくような投球。

それだけに5回途中での降板は大変残念でした。

降板時の様子を見ると明らかに試合中に負傷したように見えますので次回以降の登板は微妙かもしれません。

ここまで先発としてまったく実績がなかった中、先発不足のあおりでほとんど準備期間のないままに開幕ローテーション入りしながら、プロ入り初完投勝利も含めて意外過ぎる活躍を見せていた遠藤。

前田健太以来となる高卒生え抜き投手での規定投球回数到達も視野に入っていたのですから、無事を祈るしかありません。

それにしても、この一ヶ月であっという間にまともな先発投手の大半が故障やコンディション不良を抱えているという状況でまさに櫛の歯が抜けていくかのようにボロボロになってきました。

勿論、今日の遠藤のように中5日で登板させる事自体は酷使ではありませんし、不幸な事故としか思えません。

しかし、この過密日程を過ごす中でその不幸な事故に遭遇する確率をどれだけ減らす努力をベンチがしてきたかという観点では大変疑問が残るのも確かです。

例えば、この3連戦はどのみち床田寛樹や、薮田和樹のようなまともに試合を作るのが不可能であろう低レベルな投手を先発させざるを得ない状況は分かりきった事でしたが、そうであるならその中でも一番まともな遠藤をわざわざ土曜日にスライドさせる必要があったのでしょうか?

これに限らず、九里亜連や野村祐輔のようなスタミナも集中力も劣る投手を無意味に引っ張り続けて試合を台無しにしているような事象が多々ある訳ですから、もう少し考えるべきなのではないかと思えます。