04/20(水)●「継投失敗よりも…」(カープ2022)
5回戦(カープ2勝3敗)
東京ドーム
勝利投手 高橋1勝
敗戦投手 島内1敗
セーブ投手 大勢1勝11セーブ
(C)西川1号②
(G)-
打点
(C)西川②堂林①
(G)岡本②ポランコ②中島①
投手
※数字は自責点
(C)床田③-島内①-塹江
(G)メルセデス③-直江-高橋-大勢
先発床田は5回まで1安打も6回以降に崩れ8回途中3失点で降板。
打線は5回表に西川の2ランで先制し6回に追加点を挙げるも以降は音無し。
8回裏に島内が救援に失敗し、終盤逆転負けで3連敗。
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貧打の打線が3得点を先行したものの中盤以降に投手陣が打ち込まれるという非常に残念な形での逆転負けとなってしまいました。
無失点と好投を見せながら勝利を収められなかった前回の読売戦での勝利を目指す先発の床田寛樹はこれまでバッテリーを組んでいた曾澤翼と代わって今日は磯村義孝とのバッテリー。
好調を維持していた先発陣の中で防御率0点台と特に突出した成績を残していた投手がバッテリーを交代するのはかなり異例…というか異常な事態。
ベンチ入りはしていたのもの、代打での出場などもなかった事から曾澤に何らかのアクシデントがあったのかもしれません。
しかし、床田はそれをさほど感じさせないばかりか、これまで多投していたパームボールを敢えて序盤は投げない投球で相手打線を幻惑させてさえ見せました。
とはいえそれは5回までの話…
前回と異なり3点の援護を得た6回以降は明らかにコントロールにバラつきが目立ち100球満たないとはいえ8回での続投は微妙な判断には見えました。
それでも7回1/3は3失点ですから試合は十二分には作る活躍であった事も確かです。
また、その後は1死2塁でマウンドを引き継いだ島内颯太郎が抑えきれずに逆転打を許した以上は結果的には継投失敗ではありますが、これまでのリリーフ陣の頑張りを考えるとこれまた間違いとは言えないと思えます。
むしろ、惜しむらくは相手の3番と4番が小園海斗やブライアン・マクブルームのような打者ではなかった事かと…。
やはり、打線の中軸が半ば試合に参加せず、3得点程度で満足せざるを得なかった打線の低調さの影響は大きかったと思わざるを得ません。
打線がほとんど纏まった得点が取れそうにない状況が投手陣にとって投球するうえで大きな負担になっているのは明らかです。
これまで抜群のパフォーマンスでチームを引っ張って来た投手陣ですがそれを維持するのは限界があります。
そうである以上は投手陣が頑張っているうち打線が立ち直る事を期待したかったのですが、もはや時間切れにすら思えてきます。