1回戦(カープ1敗)
勝利投手 石川4勝2敗
敗戦投手 床田4勝3敗
(C)-
(M)中村奨2号③
打点
(C)-
(M)マーティン②松川①中村奨③小川①
投手
※数字は自責点
(C)床田③-松本③-ターリー①
(M)石川-小野-小沼
先発床田は初回と中盤に失点を重ねるも7回3失点で試合を作る。
打線は散発5安打で無得点。
リリーフ陣も打ち込まれて投打共に圧倒される惨敗で連勝が止まる。
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「交流戦」と書いて「シーズンの終わりの始まり」と読む。
もしくは相手チームにとって「カープ戦」と書いて「白星のつかみ取り大会」と書く。
まあ、どのみちカープファンにとっては憂鬱極まりない悲しい悲しい3週間の幕開けです。
幸いな事に交流戦開幕前から既にチームがボロボロなうえにコロナ禍という不運にも見舞われた昨シーズンと異なり、今季は貯金が6もあるうえに直近のドラゴンズとの3連戦では2試合連続二けた得点に好投手に守り勝つというこれ以上にないチーム状況。
勝率5割などという贅沢は言わないのでせめて負け越し4ぐらいで勘弁して貰えればというところでしたが…。
さすがにセ・リーグよりも遥かに高い競技レベルを誇る「1部リーグ」ことパ・リーグ相手にはそんなチーム状態など全く通用しないようです。
投打共にボコボコに叩きのめされた惨めな敗北で改めて現実を思い知らされただけの事でした。
先発を務めた床田寛樹はノックアウトされた前回登板時ほどではありませんが、初回から失点を喫するなど決して調子が良いとは言い難い投球。
少し前からなのですがあれだけ注目されたパームボールも今や威力を失いつつあるように見えるのは気がかりです。
とはいえ、それでも悪いなりに7回を3失点でまとめたのは良かったかと思います。
それだけに5回表に2死1塁から次打者が投手であるにも関わらず迂闊にストライクゾーンへ投じて長打で喫した2失点目が余計に残念に見えます。
はっきり言ってあれは床田とバッテリーを組んだ曾澤翼のミスと呼ぶべきでしょう。あいかわらず拙い走塁で盗塁を初回から許す姿も併せて見るに連れて、見事なリードを見せた相手捕手の松川虎生とどちらが高卒1年目か分かりません。
むしろ、アツは坂倉将吾と連れたって松川に捕手の技術について教えを乞うべきとすら思えてきますね。
しかし、それ以上に酷かったのが野間峻祥の猛打賞以外に見るべきものがなかった打線。
相手が防御率1点台を誇る好投手石川歩である事を差し引いても全く得点の気配すらしない一方的な展開には呆れてしまいます。
打てない守れないの酷い試合で現実を思い知らされた交流戦初戦。
負け越し4ぐらいで何とか凌げればとは思いますが正直、来週には借金生活に転落しそうな勢いで大変憂鬱です。