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カープと趣味の日記

06/23(木)●「入り乱れる好プレーと珍プレーの中で…」(カープ2022)

広島東洋カープ3-3阪神タイガース

11回戦(9勝2分)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

本塁打

(C)堂林4号①

(T)-

 

打点

(C)上本②堂林①

(T)近本②

 

投手

※数字は自責点

(C)アンダーソン-森-ケムナ-栗林①-矢崎-ターリー—藤井

(T)ウィルカーソン②-浜地-岩貞①-ケラー-湯浅-アルカンタラ-

 

先発アンダーソンは拙守で初回失点を喫するも5回自責点0で降板。

打線は4回まで2安打も5回裏に上本の適時3塁打で追いつき7回裏に堂林の本塁打で逆転。

最終回に栗林が失点し逃げ切りに失敗し、再三のサヨナラの好機も逃して引き分けに終わる。

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交流戦で完全に明暗が分かれて飛ぶ鳥を落とす勢いだった筈の阪神に何故か勝ち越しを決めてしまったカープ

今日の先発だったドリュー・アンダーソンは来日初登板以来QS以上と炎上を交互に繰り返していて相撲用語で言うところの「ぬけぬけ」に近い状態。

前回登板はメットライフドームで大炎上したので今日は好投を期待したかったのですが…初っ端からライアン・マクブルームのエラーに小園海斗のミス(記録は内野安打)でピンチを広げると極めつけは育成から支配下登録された直後にプロ初マスクとなった持丸泰輝のパスボールで失点と味方の拙守に足を引っ張られる立ち上がり。

まあ、その後も毎回のように安打を浴びている以上はアンダーソン自体もたいして良い投球ではなかったのですがそれでも5回まで自責点0で耐えてはくれました。

5回途中に足を引きずるような仕草を見せて降板した以上は次回以降の登板は微妙に見えますが…まあ、上記の法則で考えれば次は大炎上の回でしょうから特に気に掛ける必要もないでしょう。

 

それにしても今日の試合は中盤以降、非常に忙しい試合となりました。

試合の中盤以降は上本崇司や堂林翔太の意外過ぎる決定的な働きで一時は逆転に成功したと思いきや延長に入ってからは中村奨成による運動会の父兄リレーに参加したお父さんのような芸術的な転倒もあって、サヨナラの好機を逃しました。

また、上記で挙げたような初回から拙守の連発があったかと思えば、6回表に内野安打となる当たりを好捕した菊池涼介が3塁へ送球して飛び出した走者を指すスーパープレーを見せたり追いつかれた直後の9回表に中村健人の「ザ・キャッチ」が飛び出したりなどもありました。

めまぐるしく好プレーととんでもない珍プレーが交錯する試合かつ総力戦を引き分けに終えた訳ですが…。

結果だけを見れば栗林良吏が最終回のあと1球から同点打を浴びた以上は「勝てる試合を落とした」と思うファンも少なくないでしょうが、上記のように非常に稚拙なミスも多かった以上は個人的には「よくぞ負けずに済んだ」と思えます。

救援失敗した栗林に関しては3連投になってしまう以上は登板を回避させる選択肢もあったかと思いますが判断として大変難しかっただけに何とも言えません。

また、皮肉にも栗林以外のリリーフがいずれも耐えたという結果にもなりましたが…これについても「こんな日もある」程度に今はファンの我々も割り切るしかないでしょう。

 

それにしてもこれだけチーム状況が最悪だったカープ相手に1勝も出来ないとは…。

のみならず今季未だにカープからは未勝利…。

阪神ファンは理解できないでしょう。

何故ならカープファンである私も全くこの事態は理解できないのですから。

というより今のカープにカード負け越しはおろか1勝も出来ないチームが地球上に存在するなんて思いもよりません。