吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

4/6(木)○「1と500」(カープ2023)

広島東洋カープ3×-0阪神タイガース

※雨天コールド

2回戦(カープ1勝1敗)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 遠藤1勝

敗戦投手 西純1敗

 

本塁打

(C)デビットソン2号②

(T)-

 

打点

(C)遠藤

(T)西純

 

投手

※数字は自責点

(C)秋山①デビットソン②

(T)-

 

先発、遠藤は5四死球と制球に苦しむも凌いで5回無失点。

打線は初回に秋山の適時打で先制し4回裏にはデビットソンの2ランで3得点。

6回途中に降雨コールドとなり今季初勝利とマツダスタジアム通算500勝を記録。

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昨日は異例の本拠地開幕カードからの降雨中止を経て今季12球団で唯一勝ち星のない球団となったカープ

今日も断続的に降りしきる雨の中で強行された試合でしたが、コールド勝ちという割り切れない形ながら何とか今季初勝利を幸運にも掴む事に成功しました。

 

オープン戦で好調で今季初登板となった先発の遠藤敦志はプロ入り初のスライド登板にこの荒天の影響で5四死球と毎回走者を許す大変苦しい投球となってしまいました。

はっきり言って6回以降はかなり危なかったのですが、何とかギリギリで耐え続けて今季初勝利となったのは何よりです。

プロ入り2年目から主力級の活躍を見せながら昨年までなかなか飛躍の機会を逃し続けている投手ですが、何とか今季こそは思わずにはいられません。

 

一方で、打線は中止になった昨日に幻となった先発メンバーに名前が無く今季初のスタメン落ちになる筈だった野間峻祥と一人だけ別格の活躍を見せている秋山翔吾という対照的な二人の活躍で今季初の先制に成功しましたが、以降は得点の気配すら漂わない展開。

そんな矢先の4回裏にマット・デビットソンの雨空を衝くような本塁打で追加点を手に入れる事は成功しました。

とはいえ、全体的に見てあまりにブレーキになる選手が多すぎてお世辞にも打線が機能したとは言えません。

のみならず前回の試合で本塁打を放った坂倉将吾をわざわざスタメンから外さざるを得なくなるという事情もありこれ以上得点が入る予感はやはりしませんでした。

栗林良吏のコンディション不良もあり、6回以降に逆転される可能性は限りなく高かっただけに結果的には今日の天候は恵みの雨となったように思えます。

これで漸く今季初勝利ではありますが、今日の試合ぶりを見る限りだとここから開幕4連敗からV 字回復という訳にはいかないでしょう。

 

ところで…今日の勝利は今季初勝利にして新井新監督にとっても初勝利ですが、それに加えてマツダスタジアムでの通算500勝目ともなりました。

思えば2009年に落成したこの球場でカープが初勝利した試合は私もパフォーマンスシートで見ていて確か、3番スタメンで石原慶幸が起用されてスタンドがざわめいたのを昨日の事のように覚えています。

あと、先発は前田健太で好投手のチェン・ウェインに投げ勝ちヒーローインタビューで重大発表と称して自身のブログ開設を宣伝していた事も…。

カープがリーグ3連覇を果たせたのは間違いなく新球場への移転により安定した収入を得られた事によります。

今季から「12球団で最も新しい本拠地球場」という称号は他球団に譲る事になったとはいえ、これからもこの素晴らしい球場で多くの名場面が生まれる事を見届けていきたいとこの節目に改めて思える次第です。