5回戦(カープ1勝3敗1分)
(C)-
(D)-
打点
(C)-
(D)-
投手
※数字は自責点
(C)九里-島内-栗林-矢崎-森浦
(D)高橋宏-松山-マルティネス-斎藤-清水-藤嶋
先発九里は7回を被安打4で投げ抜き無失点の好投。
打線は12イニングで散発6安打の拙攻で最後まで得点できず。
リリーフ陣が再三のサヨナラ負けのピンチを凌いでプロ野球史上初の月間3度目の引き分け
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昨日は、ブルペンに綻びが見えた一方で打線が繋がりだした事を示した試合…というような事を書いた気がしますが、大変早計でした。
というか、単なる気のせいだったのかもしれません。
再び先発が孤軍奮闘してリリーフ陣も何とか凌いでにも関わらず、打線は無得点。
おまけに失策であわやサヨナラ負けというピンチまで作ってしまっているのですから、改めてこのチームにとっての体面を保ってくれているのは野手ではなく投手という事が思い出されます。
不振…というより気の抜けたプレーでファンの失望をかっていた堂林翔太を外して昨日は坂倉将吾をあれだけ本人が嫌がっていた1塁に据えてまで4番に抜擢しながら不発でしたが…。
今日は今日で松山竜平というもう何年も使い古された応急策を試みるも全く効果なし。
そもそも、坂倉にしろ松山にしろいずれも打撃が好調とはいえない選手ばかりで返す返すもこのチームに人がいないという事実を突きつけられた思いです。
この惨状を考えると、相手チームの再三に渡る好機での拙攻がなければ9回裏で終わっていたであろう試合を負けなかった事に価値を見出すことは出来なくはないですが…。
ゴールデンウイークの日曜日での試合で随分と退屈な試合を見せてしまったものではあります。
ちなみに今日のサンフレッチェ広島も引き分けでしたが、2得点はしている訳ですし…。
一方、前回登板に続いて無失点で試合を作るという素晴らしい結果を残した九里亜蓮はまたしても今季初勝利はなりませんでした。
一度は自身の大乱調でふいにしてしまったという事もありましたが、全体でみるとやはり今季未勝利という事態は異常としか言いようがありません。
また、昨日の森下暢仁や九里がしっかりと試合を作ったにも関わらず島内颯太郎や栗林良吏というブルペンの主軸を消耗してしまった事も今後の戦いに影を落とす事になりそうです。
なにより月間でスコアレスドロー3回という何とも言い難い異常なプロ野球記録を作ってしまったという事を野手陣やベンチには猛省して欲しいと改めて思えます。