吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

08/26(土)○思わぬ展開の連続の中で…(カープ2023)

広島東洋カープ7-6東京ヤクルトスワローズ

20回戦(12勝8敗)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 アンダーソン4勝1敗

敗戦投手 ピーターズ6勝4敗

セーブ投手 栗林3勝7敗13セーブ

 

本塁打

(C)デビットソン16号①17号②

(S)-

 

打点

(C)デビットソン③末包②野間②

(S)村上①サンタナ②オスナ②

 

投手

※数字は自責点

(C)森下④-アンダーソン①-中崎-大道-島内-栗林

(S)ピーターズ⑦-阪口-木澤-山本

 

先発森下は初回から集中打を浴びると4回表にも打ち込まれて5失点で降板。

打線は4回裏末包、野間の適時打と5回裏デビットソンの逆転2ランで4点差をひっくり返す。

リリーフ陣はアンダーソンが一時勝ち越しを許すも以降は無失点で逃げ切り2連勝。

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昨日は苦しい展開ながら何とかサヨナラ勝ちをで白星を拾えたカープでしたが、今日はそれ以上に苦しい展開となりました。

先発の森下暢仁は明日の予告先発投手の能力が能力だけに安定した投球を見せてくれなければカード勝ち越しすら難しいという状況ではあったのですが、思わぬ乱調を立ち上がりから見せてしまいました。

初回に連打を浴びてドミンゴサンタナの適時打で2失点を喫すると、4回表にも無死満塁から2死まで取りながらホセ・オスナに痛打を浴びたうえに自らのエラーも重なり5失点目を喫して降板。

ここ最近は勝敗はともかく結果的には安定して試合を作り続けていた投手だけに大変残念な結果と内容です。

 

先発が試合前半で5失点という展開になると「何故2位につけているのか分からない」程度の能力しかない打線ですから逆転は不可能…と考えて視聴を止めたファンは少なくはなかったでしょう(私は同時間サンフレッチェ広島の試合を見ていましたが…)。

ましてや相手先発は低迷するスワローズにあって数少ない安定した投手であるディロン・ピーターズですから猶更でしょう。

しかし、そのピーターズ相手に森下が打ち込まれた直後の4回裏に末包昇大と野間峻祥とお世辞にも得点圏で期待できるとは言い難い選手たちの適時打で4点差を一気に追いつくと言うこれまた意外な展開。

のみならず6回表に勝ち越された直後の6回裏にはマット・デビットソンが今日2本目となる2ランで逆転まで飛び出したのだから驚きです。

デビットソンはこれで2試合連続弾になるだけでなく今月でなんと8本目。

確実性の薄い大型扇風機ぶりを見る限り頼りになる助っ人と言えるか評価が微妙に難しい選手ではありますがとにかく長打不足のチームにあってここ最近は貴重な活躍は見せてくれているのは何よりです。

 

上記の通り先発が試合を作れない一方で打線が大逆転に成功した試合…と大変試合前半から荒れた試合となり、リードも1点差という気の抜けない展開にあって勝ちを拾えたのはやはりリリーフ陣の頑張りにあったと言えるでしょう。

あっさり勝ち越しを許したドリュー・アンダーソンや1死満塁のピンチを辛くも凌いだ中崎翔太はともかく、以降は安定してくれました。

配置転換後は安定したパフォーマンスを見せた栗林良吏や、一時の落ち込みから息を吹き返した島内颯太郎に加えてここ2週間無失点投球が続いているうえに2試合連続で緊迫した場面を鎮静化した大道貴温の存在が効いているように見えます。

とにかく今季はブルペンのやりくりが上手くいっている為、お世辞にも充実しているとは言い難いチーム力でここまで出来てると改めて分かる試合と言って良いかもしれません。