19回戦(11勝8敗)
勝利投手 栗林3勝7敗12セーブ
敗戦投手 清水1勝7敗
(C)デビットソン②
(S)-
打点
(C)西川①デビットソン②坂倉①
(S)長岡①丸山①村上①
投手
※数字は自責点
(C)森③-大道-島内-栗林
(S)石川③-山本-星-石山-清水
先発森は3回までに3失点を喫する不安定な立ち上がりでそのまま6回1/3で降板
打線は初回に西川の適時打とデビットソンの本塁打で先制も以降は繋がらず。
同点の最終回に相手の四球と失策で作った好機で坂倉が犠飛を放ちサヨナラ勝ち。
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お互いにビジターで勝利した試合がなんとたった1試合という「究極の内弁慶シリーズ」と化したスワローズ戦。
初回に西川龍馬の適時打とようやく読売以外から放ったマット・デビットソンの本塁打で3点を先制するという良い滑り出しでしたが、残念ながら今日の先発は先発ローテーションでもっとも能力の低い投手である森翔平。
案の定、2回3回と打ち込まれてあっさり試合を振り出しに戻してしまいました。
どう考えてもいつもの「5回3失点コース」すら危うい状況ではあったのですが、そんな能力的に劣る投手を敢えてプロ入り最長7イニング目まで引っ張らせたベンチの判断には素晴らしいものがありました。
まあ、最後は得点圏に走者を置いて大道貴温に救援を求める事にはなりましたが…。
5回もつかどうかのレベルの投手から徐々に投げるイニングが少しずつ伸びていますが、最終的にHQS以上の結果を彼は残せるでしょうか?
一方、打線は初回以降は大ベテラン石川雅規の前に得点圏にすら走者を出す事が出来ない状況。
終盤に疲弊が顕著な相手リリーフ陣を攻めて好機を作ったもののやはり勝ち越しは出来ず、最終的には四球と失策からの犠飛という相手の自滅に助けられて何とかサヨナラ勝ちを収める事が出来ました。
先発は試合を何とか作れても打線が十分な得点を得られないといういつもの状況でしたが、今日もリリーフ陣が無失点で切り抜けてくれたのが勝利に繋がったと言えるでしょう。
そうなると、大道に加えて昨日無失点でまとめた益田武尚、ドリュー・アンダーソンなど投げ疲れていない投手を如何に活かせるかに今後の成績はかかっていると改めて思えます。