吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

08/27(日)△一人の愚か者のせいで(カープ2023)

広島東洋カープ7-7東京ヤクルトスワローズ

21回戦(勝敗分)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

本塁打

(C)末包5号④

(S)サンタナ14号③

 

打点

(C)坂倉②末包④堂林①

(S)サンタナ⑤丸山②

 

投手

※数字は自責点

(C)黒原④-森浦③-益田-大道-中崎-アンダーソン-栗林-島内-アドゥワ

(S)高橋⑥-高梨-石山-星-木澤-田口-清水-山本

 

先発黒原は被安打6与四球3の乱調で3回4失点。

打線は初回に坂倉の適時打と末包の満塁弾で一挙6得点も以降は好機を活かせず。

2番手森浦が逆転3ランを浴びて以降はリリーフ陣は無失点で凌ぐも決定打なく引き分け。

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終盤に追いついて継投の末に引き分けたという試合の後半だけ見れば悪くない結果には見えるでしょう。

しかし、これだけ貧打のチームが初回に6得点も挙げながら勝てなかったという点で考えれば間違いなく「負けに等しい」と言わざるを得ません。

のみならず、結果的にただでさえ疲労が溜まっているブルペンにおいて栗林良吏、島内颯太郎などほとんどの投手に3連投を強いる事になった事はシーズンの今後を考えるうえで大きな瑕疵になる事態でしょう。

こうなってしまったのも今日、コンデション不良の野村祐輔に代わって先発のマウンドに上がった黒原拓未の最低な投球にある事は言うまでもありません。

この黒原という投手の前回の登板は千葉でのマリーンズ戦でしたが、この時も佐々木朗希という格上投手を相手にする以上、開き直って投げれば良いものを序盤から打ち込まれて試合をぶち壊した前科があります。

そして、今日は今日で同期入団の末包昇大が満塁弾を放つなど森下暢仁や床田寛樹など今季のローテーションではなかなかないであろう序盤からの大量援護を受けながらやはり序盤から制球も球威も低レベルで見ていて不愉快な投球に終始しました。

一体、この投手はどうすればまともな投球を見せられると言うのでしょうか?

相手打者から逃げ回ってボール球を連発した挙句、ど真ん中に打ちごろの棒球を投げるという無様な姿は入団1年の春季キャンプの紅白戦以来何ら変わっていないと改めて感じます。

そうである以上は、はっきり言って彼が登板するという事はチケットを買ったファンに取って悲劇でしかありません。

願わくば、次回以降自分がチケットを買った試合では彼がベンチ入りしていない事を強く望みたいものです。

ついでに言えば彼の背番号が「24」ではなくなっている事も含めて…。

 

一方で、一人の愚か者により滅茶苦茶になってしまったうえに序盤にリリーフを投入し過ぎた影響で11回表時点で控えの投手が一人もいなくなるという異常事態にもなったこの試合。

「仮に危険球や故障が生じればもはや投手として甲子園優勝経験のある堂林翔太を投げさせるしかない」と多くのファンが心配したであろう場面で最後に残っていたアドゥワ誠は4か月ぶりの投球であるにも関わらず2イニングを1安打無失点と素晴らしい投球を見せて危機を救いました。

個人的にもあの愚か者のせいで勝てる試合が滅茶苦茶になってしまいイライラしながら試合を見ていただけにこの活躍は一服の清涼剤となった印象。

元々、ミドルリリーフとして適性がある投手だっただけに次回のビハインド場面や先発が試合を作れない今日のような試合でブルペンの負担を減らす活躍を改めて期待したいものです。