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カープと趣味の日記

3/12(火)△「間違った優しさを監督は猛省して欲しい」(カープ2024)

北海道日本ハムファイターズ4-4広島東洋カープ

オープン戦(3勝5敗2分)

エスコンフィールドHOKKAIDO

 

勝利投手-

敗戦投手-

セーブ投手-

 

本塁打

(C)-

(F)-

 

打点

(C)レイノルズ①坂倉②小園①

(F)水野②江越①新藤①

 

投手

※数字は自責点

(C)九里①-塹江-森浦

(F)山崎福也③-杉浦①-金村-河野-田中正

 

先発九里は7回1/3を2失点で収めるも塹江、森浦は失点を重ねる。

打線は小園の4安打の活躍などで12安打も4得点に留まる。

終盤に守備のミスを連発して土壇場で追いつかれて引き分け。

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オープン戦で今季は公式戦の予定がない北海道へ遠征してナイターでの3連戦という大変珍しい日程での試合の初戦。

ここ3試合で僅か2失点と土曜日のサンフレッチェ広島の半分も得点が出来なかった打線は、今日は4得点と野球というスポーツのチームとしての意地を見せたようには思えますが…それでも12安打で4打点は少なすぎますし迫力の無い単打だらけで長打に至っては1本のみはあまりに惨めすぎる内容です。

しかし、今日はそれ以外の場面でも首を傾げるような場面が多すぎて、オープン戦にも関わらず中継を見ていて不愉快な気持ちになりました。

 

先発の九里亜蓮はこの時期のオープン戦でなんと7回1/3まで投球。

既に開幕投手が内定している投手が開幕1週間前などならともかく半月前でこれだけ投げ込むのは明らかに異常です。

九里と言えばその投げ込み量で安仁屋宗八大野豊などを代表とする投げ込み大好きな旧石器時代からやって来た原始人のようなOBたちを大いに喜ばせるような投手かつ、この続投も本人の希望でしょうが…明らかに投げさせ過ぎです。

結局、球数の関係で死球を出した直後と言う中途半端なかつ良いイメージとは言い難い形で降板させたのでは意味が全くないでしょう。

 

また、この試合の前に北海道への遠征という事で地元出身の選手をわざわざ二軍から連れて来るという「美談」を新井監督が見せた事が話題になりましたが…。

その一人である持丸泰輝は最終回に登場して打っては併殺打に、守っては森浦大輔と全く息が合わずポロポロとボールを後ろにこぼすという酷いプレーに終始して結果的に監督の温情と試合を台無しにしてしまいました。

そもそもプロ野球選手の地元凱旋とはこのような温情ではなく自身の実力で勝ち取るのが筋というもの。

それをこれまでのキャンプでもオープン戦でも二軍にいた一軍レベルでない選手をわざわざ試合の終盤で起用する意味があったのか理解に苦しみます。

昨季は絶大な人心掌握力で選手の実力以上の力を引き出した新井監督ですが、今回に関してはチケットを買ってやって来たファン、チーム、そして持丸本人と誰の為にもならない「間違った優しさ」と言わざるを得ません。

こういう低迷しているにも関わらず見せる甘さが終盤の林晃太や矢野雅也のようなまともにキャッチボールすら出来ないように見える幼稚なミスを惹起させるのではないでしょうか。

監督には猛省して欲しいです。